Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

メジャー初制覇

2013-05-28 10:25:58 | 日記

全米プロシニア選手権
セントルイスのペルリープ(パー71)
全米プロシニアのメジャー大会で、5打差を逆転して日本選手がメジャー初制覇
無欲の勝利
井戸木鴻樹(51=小野東洋GC)おめでとうございます。
  
1982年にプロとなり、90年関西プロ選手権でこの時、最終組で回った故杉原輝雄、
中村通の関西の重鎮を、退けて初優勝で脚光を浴びた。93年にはNST新潟オープンを
制し2勝目を挙げた。正確なショットが持ち味で、レギュラーツアーの賞金シードを
15度獲得した。中でもこのショットの正確性からか、これまで一生に一度と言われる
ほど難しい、ホールインワンを、何と記録の残る85年以降では、最多タイとなる
7回目のホールインワンを決めている。
過去2度の優勝から、シニアに仲間入りした、昨年、日本のシニアツアーで初めて優勝、
井戸木はここで、初渡米を決意して、参加した今回の、シニアゴルフのメジャー大会の、
26日、全米プロシニア選手権、最終ラウンドを行い、65をマークした51歳の井戸木鴻樹が
通算11アンダー、273で初めて優勝し「すごいことやっちゃった」と言うように、
日本のシニア選手が、米国でのメジャー大会で初めての快挙である。
初めてアメリカに渡り、取り敢えず無欲で挑んだ、予選ラウンドの大舞台で得た、
決勝ラウンドへの進出、第3ラウンド終えた段階で、井戸木鴻樹は、首位との5打差、
5位でスタートしたが、最終ラウンドでは、 パットが好調でさえ渡り、2、3、7、8、14、
17でバーディーを奪い、6バーディー、ノーボギーの65で、回われたのも、日本ツアーで、
2001年から09年の間に、フェアウエーキープ率では、5度、1位となった実績と、
井戸木鴻樹のショットの正確さと、パットの冴えで得た、この度の無欲の勝利、
通算11アンダーの273で逆転優勝、賞金37万8千ドル(約3800万円)を獲得した。

最終日
通算10アンダーの単独首位で、スタートしたケニー・ペリーは、中盤にスコアを崩し
通算9アンダー2打差で、ジェイ・ハースと並び2位タイに入った。
井戸木と同じく6ストローク伸ばしたマーク・オメーラが通算8アンダーで単独4位。

※今大会、4人の日本人選手が出場し全員が予選を突破。
  
予選ラウンドを3位で終えていた室田淳が、4ストローク伸ばし通算7アンダーの
67で回って単独5位に食い込んだ。
1アンダー21位タイからスタートした尾崎直道は、通算3アンダーの単独19位。
高見和宏はスコアを1つ落として通算4オーバーの51位タイに終わった。

アメリカの、“シニアゴルフのメジャー大会” 50歳以上を対象とする
米シニアのチャンピオンズツアーが「メジャー大会」としているのは。
(1)全米プロシニア選手権
(2)リージョンズ・トラディション
(3)コンステレーション・シニア・プレーヤーズ選手権
(4)全米シニアオープン選手権
(5)全英シニアオープン選手権の5大会。
ほとんどのシニア大会は3日間54ホールで争うが、今回の全米プロシニア選手権
メジャー大会は、4日間72ホールで行われる。
全米プロシニア選手権は1937年創設、5大会の中で、最も古い歴史ある大会である。

米国の、シニア米ツアーに多くの日本選手が挑戦しながらも、レギュラーツアーの
男女を合わせ、日本選手のメジャー大会制覇は、
 
1977年に全米女子プロ選手権を制した樋口久子以来で2度目の快挙。井戸木鴻樹は
「歴史ある大会のトロフィーに、名前が刻まれる実感がまだない」と語ったが、
日本人男子選手の米国メジャーでの快挙、おめでとうの一言に尽きる。

 

 

 

HP みやざきに「きやらんか」

 



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