全米オープン開戦前

「全米オープンゴルフ選手権」
松山英樹、注目のメジャー挑戦、制覇なるか

　
今年の舞台は、1999年、2005年の開催地となった、パインハーストNo.２で
争われる。
パインハーストは計８コースを有する、歴史ある全米を代表するゴルフリゾートで。
４大メジャーの中でも、最も難しいセッティングで行われ、「世界で最も厳しい
ゴルフの試練」とも呼ばれる全米オープンは、今年史上初めて、男女の全米オー
プンが、２週続けて同一会場で行われる、画期的な年となったと,
地元では大変な騒ぎだ。

　
今年は、中でもNo.２は最も難しく、数々のビッグトーナメントで、名ドラマを
演出してきた、米ゴルフ史を語る上では、欠かせない伝説的コースでもある。
1999年大会では、前年に不運が重なり優勝を逃したペイン・スチュアートが、
勝敗を左右する難しいパットを立て続けに入れ優勝。
スチュアートが最終日の18番ホールで見せた、驚きと安堵の表情が入り混じった、
ガッツポーズは、ゴルフ史に残る名場面となった。
そして、その４ヶ月後にスチュアートは飛行機事故により、帰らぬ人となってしまう。
以降、パインハーストNo.２は、スチュアート、そして全米オープンを語る上で、
欠かせないコースとなった。
本大会へ一層思いを募らせた世代の選手も多く、今年の全米オープンは、多くの
ゴルファー達にとって特別な大会になるだろう。


日本から参戦し注目されるのは、もちろん松山英樹だ、2週前、ザ・メモリアル
トーナメントでPGAツアー初勝利を手にした勢いのままに、メジャー制覇も達成して
しまうのか、松山英樹の初日のプレーからは、決して見逃せない戦いが始まる。
この大会に参戦している大物選手


ババ・ワトソン（どのメジャー大会でも勝てると思うハイレベルで戦える素質を
見せているしね）と会見で語った。


ジャスティン・ローズも（松山は飛距離も出るしパッティグもいい勝つ全ての
要素を持っている）と、そろって日本の松山を意識しているような会見だった。

この全米トーナメント大会主催者の全米ゴルフ協会、コワルスキーメディア
部長は、私がファンとしてお金を払って見るならば、間違いなく「松山組」だろうと、
語った。

　　　　
初日に、松山が回る競技者は、初日は、20歳のＪ．スピース、25歳のＲ．ファウラー、
この二人アメリカ期待の若手だ、

試合前日の会見で

松山英樹は、注目される組で回るからには、本当に強いプレッシャーが、
あると思うんですけど、いいパフォーマンスが出来るような状態で、試合に挑めたら
いいなと思いますと語った。

最年少で日本の松山英樹が、米ツアーを優勝して2週後に、開催されるメジャー
「全米オープンゴルフ選手権」を制する事が出来るのか、注目される大会で、
怪物松山英樹の米ツアー初優勝は、フロックでなかったと、ハイレベルの実力を
見せつけた戦いで、続いて優勝を勝ちとつて欲しいと、思いながら
「最終日の最終組」での優勝を夢見ながら応援させてもらう。

松山英樹君、ファンの期待を裏切らず、取り敢えず予選ラウンドを突破して。
目標はメジャー「全米オープンゴルフ選手権」の優勝を期待したい。


注目の組み合わせ

1. セルヒオ・ガルシア、ブラント・スネデカー、ジェイソン・デイ
2. ウェブ・シンプソン、グラエム・マクダウェル、ロリー・マキロイ
3. ジョーダン・スピース、リッキー・ファウラー、松山英樹
4. ジャスティン・ローズ、フィル・ミケルソン、マシュー・フィッツパトリック
5. ミゲル・A・ヒメネス、イアン・ポールター、トンチャイ・ジャイディー
6. バッバ・ワトソン、チャール・シュワルツェル、アダム・スコット
7. ジェイソン・ダフナー、マーティン・カイマー、キーガン・ブラッドリー
8. リー・ウエストウッド、ヘンリック・ステンソン、マット・クーチャー