Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

怪物君米ツアー初優勝

2014-06-02 18:10:40 | 日記
米国男子ゴルフ
米PGAツアーのザ・メモリアルトーナメント、
ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7,392ヤード(パー72)

最終日
松山英樹米国ツアー初優勝おめでとう
 

最終日の今日、5アンダー20位タイから、スタートしたケビン・ナが8バーディ、
ノーボギーの64は、驚異的なスコアー8つも伸ばしで回り、通算13アンダーまで伸ばし、
躍り出て先にホールアウト。
昨日までの首位、Bワトソン、2位S.ラングレーを抜いて首位に立った。
最終組のバッバ・ワトソンが14番ボギー、15番のダブルボギーで後退すると、
3位10アンダーからスタートした松山英樹は、15番をバーディとし松山は
通算15アンダーまでスコアーを伸ばし、単独首位で先に優勝も見えたが、上がり
3ホールの、16番をダブルボギー、17番でボギーをたたき、スコアーを3つ落とし
12アンダーまで、後退、このまま優勝争いから脱落かと思われたが、松山は18番
ホールを12アンダーで迎え、首位ケビン・ナの13アンダーとは1打差、18番で入れば、
8バーディ、3ボギー、1ダブルボギーのラウンドは、通算13アンダーのケビンに並び、
プレーオフに持ち込める、その18番での最終パットを、根性でねじ込みバーディーを
奪うと、勝負は悲願でもある優勝への道、プレーオフへと駒を進め、
  
優勝争いはプレーオフへと持ち込まれた。
プレーオフの1ホール目で、ティショットを池に入れたケビン・ナに対し、松山は
セカンドを曲げながらも、3オンした松山が3mのパーセーブを気迫で沈めて、
初優勝を成し遂げた。
日本人米ツアーでの22歳は、最年少優勝の快挙は2008年のAT&Tクラシックを
制した今田竜二以来6年ぶり4人目の快挙で、
優勝賞金111万6千ドル(約1億1380万円)を獲得した。

  
日本人選手として、アメリカツアー優勝は6年ぶり、青木功、丸山茂樹、今田竜二に
続き、松山英樹4人目。アマチュア時代を含む26試合目の出場だった。

プレーオフを制し初優勝を果たした、松山は試合後の会見で、米ツアーに参戦しながら
勝てない中で、前週「クラウンプラザインビテーショナル」を最終組で回り、優勝争いを
しながら10位に終わって、挑んだこの大会(ザ・メモリアルトーナメント)で心に決め
掴んだ米国ツアーの初優勝まで、なかなか勝てない中で、今日勝つことが出来て
うれしかったですと喜びを語った。


試合経過を見てると、着実に順位を上げ優勝に近づき掴んだ優勝
初日は、首位と7打差の21位タイ、2日目、通算7アンダーで首位に5打差の4位T、
3日目、通算10アンダー、首位ワトソンとの差を2打とし、3位で最終日を迎へ、
逆転優勝への望みを繋いで、挑んで最終日に掴んだ、栄光の米国ツアーの初勝利
本当に松山英樹君おめでとうございます。

3位はワトソンの通算12アンダー、4位タイには通算10アンダーのアダム・スコット
(オーストラリア)とクリス・カーク。
石川遼は75と3つ落として、通算1オーバーの57位タイで大会を終えた。

夢だった、米ツアー悲願の初優勝を遂げて。松山英樹は思いを語った。

「うれしいですね。(26試合目での優勝)そこまで考えていない。
今年になってフェニックスと先週、優勝できなくて悔しい気持ちがありました。
でもこうやって早く優勝できて良かったです。(ウイニンイングパットを沈めた
瞬間は)入れることだけに集中していた。
入った瞬間は何も思い浮かべることはありませんでした」

勝つのは難しかった?
「コースは難しいですし、その中で苦しいというか、1ホールずつ消化していく中で、
プレッシャーが掛かることもあった。ダボ、ボギーできたら誰が見ても苦しいと思う。
その中で追いついて勝てたことは自信を持っていいと思います」

今日一番苦しかったことは?
「後半になって昨日までと同じようにパッティングが入らなくなって、ショットもずっと
良くなかった。その中でアイアンだけは切れていた。
最後は自分で『アイアンだけは良かった』と信じて打ちました。(18番は4日間とも
バーディ、それはミドルアイアンをずっと練習していたからだと)他のものも練習して
いましたけど、小さいころから一番練習していたもの。
それが最後18番での7番アイアン、プレーオフでは5番アイアン。
土壇場でああいう、ショットが打てて良かったと思う」

  アダムス・コット:
最終日、同じ組でラウンドした、世界ランキング1位のアダムス・コットは
松山英樹にこんなコメントを残した。
「どうやらこのコースに来たら、僕はヒデキとプレーするのが普通になってしまった
ようだ(笑)。今日はとても楽しいラウンドだった。彼の18番のプレーを見られて、
とてもハッピーだった。あのショットでこの試合に勝つチャンスができたのだから」
昨年10月のプレジデンツカップでペアを組んで戦った松山のゴルフは上達した?
「もちろんさ。去年の段階で、すでに素晴らしい選手だったけどね。世界でも
ベストプレーヤーの一人さ。これからもどんどんうまくなっていくと思う。
この勝利できっと大きな自信がつくだろう」

 
大会のホスト、メジャー通算18勝を誇る、帝王ジャック・ニクラスは、
松山英樹に対してこんな印象を持った。
「これから長い間、松山は活躍するだろう。彼のスイングのテンポが素晴らしい。
そして日本人としては体格にも恵まれている。ジャンボ(尾崎)は大きかったが、
青木は、背が高いけれど大きくはなかった。石川は少し小さい。
松山は十分に距離のあるコースをプレーできる。そしてすごく落ち着いている。
16番で池に入れたときも動じていなかった。
彼はこれから10年、15年と長い間活躍する選手になる。彼がパットをミスしたところを、
まだ見たことがない。それほどいつ見てもパットを沈めていたという印象だ。
パッティングストロークが非常にスムーズで、それが22歳でできているのは
素晴らしいことだ」


メモリアル・トーナメント、本格参戦1年目の快挙で初優勝した、松山英樹の朗報を
聞いた、国内外で通算81勝を挙げた青木功プロ(71)は「いつかは(優勝する)と
思っていたが、意外に早かったな」と驚いたようで。
日本人選手初の米ツアー優勝を飾った青木プロでさえ、手が届いたのは40歳。
「英樹は、やっぱりタダものじゃないよ」と称賛した。


メモリアルトーナメント成績
優勝 13アンダー 通産275 松山英樹 
2位 13アンダー 通産275  ケビン・ナ  
3位 12アンダー 通算276  バッバ・ワトソン 
4位 10アンダー 通算278 クリス・カーク:アダム・スコット
6位 9アンダー 通算279 スティーブ・ストリッカー:ベン・カーティス
8位 8アンダー 通算278 トービヨン・オルセン:ビル・ハース:ルーク・ガスリー:


3日目決勝ラウンド
2位に3打差リードで、単独首位から出たポール・ケーシー(イングランド)が
前半から停滞を見せると、代わって主導権を握ったのは同じ最終組で2位から
スタートした、バッバ・ワトソンが「69」と伸ばして、通算12アンダーの
単独首位に浮上した。
4月の今季メジャー初戦「マスターズ」の優勝に続く、今季3勝目に王手をかけた。
スコット・ラングレーが、通算11アンダーで単独2位に付けた。
21位タイでスタートした松山選手は、現状に満足していては、優勝は狙えないと
自分に厳しく、日に日にギアをあげ、最終組の1つ前、首位と5打差の4位で、
決勝ラウンドを迎えた松山英樹は、最終ホール18番で4.5メートルを決め、
3日間連続のバーディーフィニッシュを魅せ、6バーディ、3ボギーの「69」、
通算10アンダーの3位でホールアウト。首位ワトソンとの差を2打とし、
逆転優勝への望みを繋いだ。
10位に終わった前週「クラウンプラザインビテーショナル」に続く優勝争い。
再び日本人史上4人目の、米ツアー制覇を狙って最終日に挑む。

10位からスタートした、前週優勝のアダム・スコット(オーストラリア)が、
通算9アンダーで4位に浮上、連続優勝も狙える位置に付けた、目がはなせない。

48位で決勝ラウンドに進んだ石川遼は、3ストローク伸ばして迎えた最終18番で、
痛恨のダブルボギーを叩き、この日「71」通算2アンダーの47位と、僅かな浮上に
留まった。

2日目に
後半の10番スタート、11番パー5で第3打をピン60cmに付けバーディーを奪うと、
難関17、18番連続バーディー。前半はボギーを叩かず三つスコアを伸ばした。
後半はさらに3バーディー。6バーディ1ボギーの67で回り、スコアを五つ伸ばし
通算-7、首位に5打差、瞬く間に4位Tでフィニッシュ。
手応えを口にした松山だが、前週のクラウンプラザ招待で、最終日を首位で迎え
ながら10位に終わった悔しさが頭に残る中で、決勝ラウンドをどう迎え撃つ、
予選ラウンドを好位置で優勝争いに名乗りをあげての、松山がどう奮起するのか、
試される決勝ラウンドを迎えた。

初日
松山選手は29日ジェイソン・ボーン選手、クリス・ストラウド選手とラウンドは
1番からのスタート、初日、4バーディ2ボギーの2アンダー「70」で回って、
首位と7打差の21位タイで初日を終え、松山は振り返って語った事は、
初日になにも慌てることはない。
「ショートパットは最近の中で一番良い感じで打てた。プレーを4日間やって
いれば、ミスも出てくると思もわれるが、次のパットがどうなのか。
そこで自分の技量が分かってくると思う」と自分に言い聞かせるように話す松山。
目標を全米オープンに向け、調子を上げつつある松山選手、この大会どう戦うのか、
昨年はプレジデンツ杯で大活躍したが、ミュアフィールドビレッジで、
また大暴れして初の優勝でもやってほしいよね。



HP みやざきに「きやらんか」