うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

もうすぐ夏休み

2006年07月23日 11時04分04秒 | Diary(~2010)
 もうすぐ夏休みやけど、これといった予定があるでもなし、バイトがつがつするのか、なんか予定入れるのか、考え中。バイトのシフトが出来上がってから、それに合わせて、予定組むのもなんかバイト中心に生活したくないっていう妙な意地もあって、バイトのシフト希望提出期限が迫り来る中、考え中。だって、土日は、休み入れるときに、理由を言わなきゃならないんだぜ。おかしいよ。しかも土日も時給同じやのにさ。
 夏休みの前に、いまだに残ってるレポートを書かなきゃならん。とりあえず、いくつかはなんとか終わったけど・・・。今からとりかかります。

「エバーグリーン」豊島ミホ

2006年07月23日 10時50分13秒 | book
 他に読みかけの本があったけど、新刊で出て、そっこーで読み終わった。本の帯には、恋愛小説って書いてあったけど、その部分よりももっと共感した部分があった。まさに今っていうタイミングで読んだこともすごく共感したことに関係してるかも。多分、30歳になってから初めて読んでたら、この本が今と同じだけ強く心に響くかといとそうじゃないと思う。
 中学生のアヤコとシンは10年後の今日、この場所で会おうって約束する。お互いに、シンはミュージシャン、アヤコは漫画家になって、それぞれ、ギターと自分のマンガを持ってくるって約束。中学生の時は、付き合ってるとかいう関係じゃなかったけど、二人ともその約束を忘れてなかった。で、アヤコは夢をかなえて、漫画家になってたけど、シンは地元で就職して、平凡に暮らしてた。
 そこが私にとっては、他人事じゃないというか、すごくひきこまれた。夢を持ってやってても、結局は諦めというか、現実になじむというか・・・。中学生の頃は自分は特別だってシンも思ってて、でも何者にもなれないんじゃないかっていう不安もあって、私は、自分が特別とまではさすがに現実も見えてるし、思わへんけど、就きたい職業に就かれへんかった時は、どないなるんかとか、そもそも無謀なんじゃないかとか、現実を見て、他の職業を目指した方がええんかよく分からんっていう思いをなんとなく抱えてて、この本のシンは、そこの所を体現してて、私だけがそんなこと思ってるんじゃないって分かって少しホッとした。
 この本をすごく大切にする。
 

「4TEEN」石田衣良

2006年07月23日 10時25分32秒 | Diary(~2010)
 文庫になってからずっと読みたいなぁと思っててついに読んだ。石田さんの小説読むのも多分初めて。
月島という土地が舞台で4人の少年が自転車で走り回る。私が実際に月島がどういう町が知ってたらもっと楽しめたはず、と思うくらい町の描写が詳しく書いてあった。一番印象に残ったのは「びっくりプレゼント」まぁびっくりした。私が大学生女子だからかもしれんけど、中学生男子の考えてることとか、いろいろびっくりした。