うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

揚げ出し豆腐

2011年05月14日 20時46分31秒 | cooking
今日は、揚げ出し豆腐が食べたかったので作りました。おいしかったでーす!!


フライパンで出来る簡単レシピにトライしました!

油と格闘しながらなんとか作れました。


さわらの蒲焼きも作りました。これもおいしかった(笑)



魚を調理すると言ったら、今まで魚焼きグリルで焼くか煮るかしか選択肢がなかったのですが、片栗粉をつけてフライパンで焼くことを学習しました!



全力で料理しました。料理初心者なので、気合いを入れて調理に取り組まなければなりません。特に今日は油と格闘だったのでね。



食卓を見て、野菜がネギしかないことに気付きましたがまあ良しとしましょう。


今日は母が外食なので夕飯を作りました!


2品とも成功して良かった☆

『インビジブルレイン』誉田哲也

2011年05月14日 11時25分40秒 | book
『シンメトリー』を読んだのでシリーズ既刊本である本作を読みたくなり、図書館でかりました。

姫川玲子シリーズ第4弾。長編なんですが、面白かったー。やっぱり長編は読み応えあっていいねー。


犯人は誰なのかという読ませるストーリー展開と、牧田さんという人物の魅力がこの小説の最大のポイントでした。


牧田さんは、ヤクザの親分で、風貌や行動が男らしくてとても格好良い。親分といっても大きな組の傘下にある一つの会の親分。男の中の男って感じの男くさい人ってそんなに素敵とか思ったことなかったけど牧田さんは、格好良い。文句無しで惚れます。きっと男性からみても素敵な人物に映るのではないでしょうか?

その牧田さんと玲子さんのラブロマンスがあって、そこがきゅんとしました。ヤクザと刑事という敵対関係にある者同士が惹かれあうんだから、もちろん甘い恋なんかではないわけで、切ない。それも捜査の中で知り合う2人の利害は相反する。揺れる玲子さん、あー玲子さんに幸せな恋が出来る日は来るんだろうかとか思いつつ、切なくなりつつ読みました。

最後、牧田さんが刺されてお願い死なないでって思いながらページをめくるんだけど、牧田さんは亡くなる。2人の恋が成就しなくても、いつかどこかでまたちらっと登場してくれたらなとか思ったので、ショックでした。


事件の犯人は、意外な人物で拍子抜け。動機もちょっとうーんって感じでした。が、そこに至るまでの展開が読ませます。そして牧田さんの魅力にどっぷりはまる一冊。ヤクザの上下関係とかが混乱したけど、面白い小説でした。舎弟とかどこの傘下がとか敵対関係とかね。

深夜まで一気読み。

文庫化まで待てないので最新刊も読みたいと思います!!

『恋する日本語』小山薫堂

2011年05月14日 11時10分34秒 | book
だいぶ前に買った本。ほんと偶然に本屋さんで手に取ったんだけど、面白い本です。本というより小さな宝物みたいな素敵な作品集といった感じ。


この本を買ってから読む前にNHKでドラマが始まったので、先に映像の方を観ました。すごく良かったです。


それで最近、本を一気読み。すごく短いショートストーリーなので読むのに時間はかかりません。ただ、もっとかみしめてゆっくりと味わうようにして読むのがほんとだとは思う。ちゃーんと読み方も書いてあります。まず、字からどんな意味が想像してみる。次にショートストーリーを読む。そしてページをめくると意味が書いてある。
言葉の字面や響きから意味がなんとなく想像できるものから、そんな意味なんだと驚くものまでいろいろあります。きっとお気に入りのことばが見つかると思います。


どれも素敵な言葉ばかりでうっとりする。


ことばの響きもとても素敵。


「日本語とは、恋をするために生まれた言語なのだ」



新しくってとても素敵な考え方だと思いません?


恋だけじゃなくて、季節や天気などもたくさんの言い表す言葉がある日本語、その豊かさの一端に触れられる点においても私にとって良い出会いでした。