今年の野望の一つである舞台を観に行くを連休中に達成してきました!
年末に来年は舞台観に行くぜって鼻息荒く予約した舞台。
存じ上げなかったのですが千秋楽の日でした。
池上永一さんの小説『テンペスト』が原作。
仲間由紀恵さん主演で他の出演者の皆さんも素敵な方ばかりでした。生瀬勝久さん、西岡徳馬さん、山本耕史さん、安田顕さん、福士誠司さんなどなど。しびれましたねっ!!堤幸彦さんが演出。
小説を全部読んでから観ようと思ってたんだけど4巻の途中くらいまで読んで舞台を観ました。
初めて舞台を観ました!すごく感動しました。刺激を受けて興奮しました!舞台の演者の方と観客の一体感とでも言ったらいいのでしょうか、皆で共有している空気がたまらなく気持ち良かった。
初めて舞台を観たと書きましたが、一般的な演劇の舞台と比べるとかなり特殊な舞台だと思います。
映像がふんだんに使われていました。場面転換の度に緞帳が下りて、その緞帳がスクリーンになってました。沖縄の海だったり地理的な位置関係を示す地図だったり、ドラマのように普通に演技してる役者さんが映し出されて話が進んだりしました。不遇の時代はこんな風に過ごしてましたとか敵方の様子など。場面がぶつ切れになって集中できないと感じた人もいたかもしれませんが、私は全てが新鮮で楽しかったです。小説を読んでいたのですんなり理解できたのもあります。本当に原作小説に惚れ込んでます。
普通に緞帳が上がってる時も背景として全面ではなくて他の舞台装置と一緒に映像が映し出されてる時もあって空の映像はとっても良かったです。
役者さんの素晴らしい演技に酔いました(笑)一幕は笑える場面が多くて、二幕は少しシリアスでした。
朝薫のキャラが小説と少し違うのが私的には残念だったけど笑えましたね。小説では正統派男前というべき真面目な熱い男性ですが、コミカルなキャラになっててそれはそれで良い感じでした!安田顕さんが演じてはりました。
仲間由紀恵さんがすごく華奢に見えてそれが真鶴とだぶって切なさアップしました。周りの男性陣が大きかったのかしら?寧恩(男装)の時と真鶴の時で声のトーンが違ったりして凛々しくもあり、儚くもありキュンキュンしました。仲間さん目当てでこの舞台観に来たので最高でした。
隣の席のおばちゃんに、「誰を観に来てるの?山本耕史?」って言われて、「仲間由紀恵さんのファンです」と返しました!
生瀬さんの聞得大君、ナイス配役ですね。そもそも女性の役を男性があえてするのに興味があったんですが、あの濃い聞得大君を演じ切ってらっしゃいました!生瀬さん以外には考えられないって思えちゃいます。すごく楽しかったし面白かったです。ユーモアいっぱいでした。アドリブ(?)を目の当たりにして舞台ならではな事も聞得大君のシーンで体験できました。
西岡さんは、いろんな役をやってはったんですが迫力がやっぱりありましたねー。徐丁垓が特に印象に残りました。悪い感じがギラギラしてて楽しかった!ペリー(浦賀に来たあのペリー)は…ちょっと微妙だったけどね(笑)外国人を演じてるのがおかしかったんだもん(笑)
福士さんは、真鶴の兄役だったのですが、お兄さんってこういう人だったんだなって体現してくれたように感じました。小説読んで性格とかは分かってたけど具体的なイメージが私の中で出来てなかったんだと思う。嗣勇(真鶴の兄)は、男だけど女形となって踊りを王宮でする仕事をしていてその女性的な外見や所作が私の中にイメージ出来てなくて、それを舞台で観た時に嗣勇がいる、嗣勇ってこんな人だったんだなって納得させられるというか、小説から抜け出て現れたって感じですごく好きになりました。福士さんは、純情キラリのイメージが私の中で強くて、女っぽい役をしっかりやってらして新たな面を見られたなと感じました。
真鶴が恋する薩摩の侍、朝倉雅博を山本耕史さんが演じてて、凛々しいわーと思いました。山本さんの武士の姿って既視感あるけど、それが逆に安心するしやっぱりかっこいいっ!歌ってるシーンが唯一山本さんだけたびたびあって歌声が響いてました。真鶴とのシーンにぐっときました。
最後の花が咲いてる鳳凰木のシーンはすごく印象に残りました。真っ赤な花をつけた鳳凰木が、咲いてない時の緑を前に見てるだけにすごく目に焼き付きました。そして二人の再会とあれば、感情高ぶりました。
他に印象的なシーンは、最初の真鶴の父が亡くなりガジュマルに雷が落ちて、勾玉を探し当てて真鶴から寧恩に早替えするシーン。まずここでぐっと心をつかまれました。雷の演出とさっと寧恩になってる所にびっくり。
徐丁垓の辻(遊廓)で女性をはべらせてる場面も毒々しくて印象に残ってるし戦いの場面も良かったです。
聞得大君の予言というか未来を占ってるシーンもおどろおどろしくて迫力ありました。
舞台ってこんな感じなんだっていうライブ感、刺激、興奮を目一杯感じることができました。
ライブ感が一番ドキドキしたし、皆で共有している感じにしびれたっ!私の文章力では書ききれないですが魅力溢れる舞台でした。
席は遠かったけど大満足。
舞台ビギナー(隣のおばちゃんの言葉)ですが、初めてお芝居の舞台を観て、こんなに素晴らしい娯楽が世の中にはあるんだと感じました。
また素敵な舞台を観に行きたいです。
余談ですが隣のおばちゃんは、劇団四季の『オペラ座の怪人』で初めて舞台を観て、今回が二回目の舞台鑑賞らしい。しかも岡山から!遠い!
私もミュージカル観たい!
年末に来年は舞台観に行くぜって鼻息荒く予約した舞台。
存じ上げなかったのですが千秋楽の日でした。
池上永一さんの小説『テンペスト』が原作。
仲間由紀恵さん主演で他の出演者の皆さんも素敵な方ばかりでした。生瀬勝久さん、西岡徳馬さん、山本耕史さん、安田顕さん、福士誠司さんなどなど。しびれましたねっ!!堤幸彦さんが演出。
小説を全部読んでから観ようと思ってたんだけど4巻の途中くらいまで読んで舞台を観ました。
初めて舞台を観ました!すごく感動しました。刺激を受けて興奮しました!舞台の演者の方と観客の一体感とでも言ったらいいのでしょうか、皆で共有している空気がたまらなく気持ち良かった。
初めて舞台を観たと書きましたが、一般的な演劇の舞台と比べるとかなり特殊な舞台だと思います。
映像がふんだんに使われていました。場面転換の度に緞帳が下りて、その緞帳がスクリーンになってました。沖縄の海だったり地理的な位置関係を示す地図だったり、ドラマのように普通に演技してる役者さんが映し出されて話が進んだりしました。不遇の時代はこんな風に過ごしてましたとか敵方の様子など。場面がぶつ切れになって集中できないと感じた人もいたかもしれませんが、私は全てが新鮮で楽しかったです。小説を読んでいたのですんなり理解できたのもあります。本当に原作小説に惚れ込んでます。
普通に緞帳が上がってる時も背景として全面ではなくて他の舞台装置と一緒に映像が映し出されてる時もあって空の映像はとっても良かったです。
役者さんの素晴らしい演技に酔いました(笑)一幕は笑える場面が多くて、二幕は少しシリアスでした。
朝薫のキャラが小説と少し違うのが私的には残念だったけど笑えましたね。小説では正統派男前というべき真面目な熱い男性ですが、コミカルなキャラになっててそれはそれで良い感じでした!安田顕さんが演じてはりました。
仲間由紀恵さんがすごく華奢に見えてそれが真鶴とだぶって切なさアップしました。周りの男性陣が大きかったのかしら?寧恩(男装)の時と真鶴の時で声のトーンが違ったりして凛々しくもあり、儚くもありキュンキュンしました。仲間さん目当てでこの舞台観に来たので最高でした。
隣の席のおばちゃんに、「誰を観に来てるの?山本耕史?」って言われて、「仲間由紀恵さんのファンです」と返しました!
生瀬さんの聞得大君、ナイス配役ですね。そもそも女性の役を男性があえてするのに興味があったんですが、あの濃い聞得大君を演じ切ってらっしゃいました!生瀬さん以外には考えられないって思えちゃいます。すごく楽しかったし面白かったです。ユーモアいっぱいでした。アドリブ(?)を目の当たりにして舞台ならではな事も聞得大君のシーンで体験できました。
西岡さんは、いろんな役をやってはったんですが迫力がやっぱりありましたねー。徐丁垓が特に印象に残りました。悪い感じがギラギラしてて楽しかった!ペリー(浦賀に来たあのペリー)は…ちょっと微妙だったけどね(笑)外国人を演じてるのがおかしかったんだもん(笑)
福士さんは、真鶴の兄役だったのですが、お兄さんってこういう人だったんだなって体現してくれたように感じました。小説読んで性格とかは分かってたけど具体的なイメージが私の中で出来てなかったんだと思う。嗣勇(真鶴の兄)は、男だけど女形となって踊りを王宮でする仕事をしていてその女性的な外見や所作が私の中にイメージ出来てなくて、それを舞台で観た時に嗣勇がいる、嗣勇ってこんな人だったんだなって納得させられるというか、小説から抜け出て現れたって感じですごく好きになりました。福士さんは、純情キラリのイメージが私の中で強くて、女っぽい役をしっかりやってらして新たな面を見られたなと感じました。
真鶴が恋する薩摩の侍、朝倉雅博を山本耕史さんが演じてて、凛々しいわーと思いました。山本さんの武士の姿って既視感あるけど、それが逆に安心するしやっぱりかっこいいっ!歌ってるシーンが唯一山本さんだけたびたびあって歌声が響いてました。真鶴とのシーンにぐっときました。
最後の花が咲いてる鳳凰木のシーンはすごく印象に残りました。真っ赤な花をつけた鳳凰木が、咲いてない時の緑を前に見てるだけにすごく目に焼き付きました。そして二人の再会とあれば、感情高ぶりました。
他に印象的なシーンは、最初の真鶴の父が亡くなりガジュマルに雷が落ちて、勾玉を探し当てて真鶴から寧恩に早替えするシーン。まずここでぐっと心をつかまれました。雷の演出とさっと寧恩になってる所にびっくり。
徐丁垓の辻(遊廓)で女性をはべらせてる場面も毒々しくて印象に残ってるし戦いの場面も良かったです。
聞得大君の予言というか未来を占ってるシーンもおどろおどろしくて迫力ありました。
舞台ってこんな感じなんだっていうライブ感、刺激、興奮を目一杯感じることができました。
ライブ感が一番ドキドキしたし、皆で共有している感じにしびれたっ!私の文章力では書ききれないですが魅力溢れる舞台でした。
席は遠かったけど大満足。
舞台ビギナー(隣のおばちゃんの言葉)ですが、初めてお芝居の舞台を観て、こんなに素晴らしい娯楽が世の中にはあるんだと感じました。
また素敵な舞台を観に行きたいです。
余談ですが隣のおばちゃんは、劇団四季の『オペラ座の怪人』で初めて舞台を観て、今回が二回目の舞台鑑賞らしい。しかも岡山から!遠い!
私もミュージカル観たい!