うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

『吉野北高校図書委員会3トモダチと恋ゴコロ』山本渚

2010年11月07日 17時57分16秒 | book
ついに3巻読んだ!!これで終わりなの?3年生だし?でも藤枝とかずちゃんは付き合ってないよーと叫びたい。続きが読みたい本。でも完結ですよね??いつまでも続きが読みたい本ってある。




青春ど真ん中で、大好きな本がたくさんある図書館でサイコーに好みの要素が詰まってる小説。
今回は、受験生だし図書委員を引退したから本がらみの話題は少なかったんだけど、恋に絡む話と進路の悩み、あんまり登場してなかった大地ががっつり話の主要人物として出てて、こういう子やったんかーと今更ながらに分かった感じ。




みんないい子で純粋でもう吉野北高の図書委員の皆の関係性って憧れる。悩んでたら話聞くし、見守るし、バランスとれてる仲間たちって感じで。



シリーズの中で本作は、人と人とのぶつかりというか会話が多かった気がする。本心さらけだすじゃないけど、きちんと相手と向き合って深いところでつながって分かりあえてる感じがいいなーと思った。




学生の時は、毎日顔あわせてつまらんこと含めいろんな話をしてたけど、会う回数が減ってなんか遠く感じる。だから懐かしくなった。




微妙な心の揺れが描かれてて、面白い小説です。