うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

図書館

2009年04月28日 22時37分29秒 | catch
引っ越してから初めて最寄りの市立図書館に先日行ってきました。


そんなに大きくないけどネットで予約もできるし、なかなか良い図書館でした。区役所の近くなので距離が若干あるのがちょっと難。


さっそく読む時間があるか怪しいけど、本を借りた。また読めたら感想書きます。


最近は、書籍代を節約するために公共図書館の利用者が増加しているようです。確かに、本って1冊買うとけっこう大きい。本代けちるなんてダメって思ってたけど、リアルに節約しなきゃいけないなと考えてるので今後たくさんお世話になるかもしれない。会社の近くにあったらベストなのにないんだなぁ。

大学の図書館がものすごく立派だったからちょっと物足りない気もするけど、返却期限を守って(以前は平気で延滞しまくりだったから)利用したい。

『義経千本桜』4月公演

2009年04月28日 22時04分15秒 | catch
今月、病院以外にあまり出かけてないっっと思って、土曜日に文楽聴きに行ってきた。
楽しかったー(≧▽≦)


あいにくの雨だったけど、静御前に会えるということで、テンション上げて行きました。
今回は、なんと『義経千本桜』の通し狂言。1日かけて第一部と二部を聴けたら一番良いんだけど、その体力もお金もない(汗)『義経千本桜』は、縁のある演目なのでぜひ聴きたかったからラッキー。今回で4回目かな?会社の研修が5月になってなかったら無理だった。

学生じゃなくなったから、観劇料が高くなった(泣)




やっぱり良かったー!!勘十郎さんの忠信が良かったー。私は、第二部を聴いたので、「道行初音旅」と「河連法眼館の段」がラストでした。


静御前、可愛いというか衣装が素敵で髪飾りがキラキラしてたし、女の子の人形はきれいな着物を着てるのが好みなので楽しい。身分の高い人だから奥ゆかしい感じも好き。



前回と河連法眼館の段のラストが違う演出で面白かった(≧ω≦)一番印象に残った。


前回は、国際人形劇フェスティバルで聴きました。その時のラストは、ロボ狐が口に鼓をくわえて客席の上を横切りながら桜を降らせるというものでした。



今回は、勘十郎さんが宙に舞いました!!!館のセットがせり下がって同時に勘十郎さんがワイヤーで宙に舞って、上に上がって行く様子を表現。桜も降らせてた。これが一番印象に残った。



他にも狐と忠信が早替わりする場面が前と違うところがあって楽しかった。ストーリーは頭に入ってるんだけど、文楽劇場で『千本桜』を聴くの初めてだし、早替わりをはじめとする見た目で楽しめる要素が多いから演出の違いで新鮮さも感じた。



桜満開のセットも素敵だし、「道行初音旅」の静御前の主遣いさんの裃がピンクと薄いグリーンの混ざった感じのもので、すごく舞台の満開の桜とマッチしてて目を引いた。裃は、単色で濃い色が多い印象があったから余計に目を引いた。ちなみに、大夫さんと三味線さんのこの段の裃はピンクでした。




「道行初音旅」の前に「すしやの段」があった。



卒論書く時に、先生に一番はじめに勧められて読んだのが『義経千本桜』で、「すしやの段」はあんまりよく分かってなかったんだけど、実際に聴いて当時よりは理解できた!



悪者が改心するって話でいまいち腑に落ちてなかったけど、さすが三大名作の一つ。見応え、聴き応えがありました~。親子の情、かつての恩に報いようとする心など。



16時~21時までで、体力的にしんどい部分もあったけど、すごく幸せヽ(´▽`)/


今年で文楽劇場が25周年。気合い入ってました(笑)