うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

「指先からソーダ」山崎ナオコーラ

2007年08月26日 16時21分45秒 | book
 エッセイ集です。朝日新聞の土曜版に掲載されていたものとその他の媒体で書いたエッセイをまとめたものです。朝日新聞の連載をちょくちょく読んでいたので、買ってみました。表紙の装丁も好きナオコーラさんの小説は、読んだことないんだけど、このエッセイ面白いです一つの話が2,3ページですぐ読めるし、なんて表現したらいいのやらうまく説明できないけど、ゲラゲラ笑えるとかじゃなくて、じんわり面白いとでも言ったらいいのかな?そういう面白さですナオコーラさんが面白い人なのかもしれない。十二国記にはまってたので、買ってしばらく置いてたんだけど、夢中になっちゃいました。確か、文庫になってる小説があったはずなので、読んでみようと思います。

「十二国記」小野不由美

2007年08月26日 16時08分18秒 | book
 ついに、華胥の幽夢まで読破ちょっとした達成感を味わいました。噂に違わぬ面白さで、楽しく読めました。
 異世界が舞台だけど、そこに生きる人の姿には現実にも通じるものがあって、ファンタジーというよりも人間ドラマって感じの印象でした。それぞれのエピソードでいろいろ感じることがあったけど、特に私の印象に残ったのは、鈴という少女の話でした。言葉の通じない異世界に急に来てしまって帰る事もできないと知った鈴は、自分が一番かわいそうだって思って生きていました。異邦人の自分の辛さを分かってくれる人はこの世界にはいないと決めつけていました。けれども、一人の少年と出会いによって自分に同情ばかりしていたことに気付かされて変わっていくという話です。
 どこかしら自分が一番辛いだとか、自分よりも恵まれてる人のことを見て、しんどい、疲れたと口にしてる自分がいたので、良い気付きになりました。大学にも行かせてもらってるし、食べるものにも寝る場所にも困らない生活をしてるんだから、一番辛いわけはないのにね。
 胸のすくようなかっこいい活躍を見せてくれる話もあるので、誰が読んでもどこか胸に響く部分があると思います。

 続きが早く読みたいです。

引っ越します

2007年08月26日 15時47分01秒 | Diary(~2010)
 9月1日に、引っ越します。徒歩1分くらいの県住に。近すぎるという突っ込みは勘弁昨日、初めてその部屋に行って来ました。鍵をなかなかもらえなかったので、やっとって感じです。今、住んでるとこより広くなって、かつ家賃が下がります県住の家賃は、収入に応じてなので今は、マンションの3階に住んでて、県住の2階に引っ越します。県住は、エレベーターがないので、4階とか当たらなくて良かったです。


 実は、4月に両親が離婚しまして、母子家庭となりました。親しい友達にも打ち明けられず当初は、いろいろ不安もあったけど、今はそんなことありません。親が離婚したなんてよくあることだと思うけど、言いにくくて仕方ないよ。私と顔見知りの人は、ふーんって感じで流してくれると嬉しいです。
 母のパート収入だけでの生活はけっこうカツカツです。そこで、家賃が安い県住の申し込みをしたところ抽選に運良く当たったので、引越しが突如決定近いから、今日も私の大切な本たちを運んできました。しかし、電気がまだきてないので、暑くて汗ダラダラこれを機に本棚買っちゃいます本棚貯金してたしね
 そして、一人部屋になります。今まではとりあえず一人部屋だったんだけど、後から妹と一緒になったりして、ほとんど使ってませんでした。妹もかなり嬉しいようで、ピンクの部屋にすると意気込んでますでも、壁の色が白じゃなかったのでイメージと違うって機嫌を損ねてました。私もいろいろかわいくしたいけど、予算が・・・座れるクッションだか椅子だかを買って、床にしけるじゅうたんを買いたいと思います