うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

「終末のフール」伊坂幸太郎

2006年05月03日 20時37分07秒 | book
 伊坂さんの最新刊!やっとこさ読み終えた連作短編集で、世界が3年後には小惑星が地球に衝突して滅んじゃうっていう設定の話で、これを聞いただけではどんな話かなと想像もつかへんけど、読んでみると、その世界がどんなものかがだんだん分かってくる。どの話もどこか心に残るものがあって、どの短編が一番面白かったとは言いがたい。同じ団地の別の部屋に住む住人にそれぞれ焦点が当たってて、他の話に登場した人物が別の話にも出てくる所も見所。
 3年後に地球が滅びますってもし言われても、今の私には全然想像できひんし、自分がどんな行動に出るかも見当がつかん。この本の中には、そういった私が想像できひんかった部分が描写してあった。終末が3年後に待つ世界がどんな感じであるのかとそこに生きる人の生き方になにかしら共感できると思う。
 

定期を忘れた日

2006年05月03日 20時10分48秒 | student(university)
 一昨日、電車の定期を家に忘れたその日は朝からバイトで、15時にバイト終わって着替えた時に初めて「定期忘れたっっ」って気付いた。15:42の電車に乗るには、家にバス乗って取りに帰ったらめっちゃ遅刻する。とりあえず、駅員さんに、「定期を忘れたんですけど…。」と言ってみた。けど、「忘れたら、切符買ってもらうしかないですね。」ってさらっと言われた。「てめぇ、往復でいくらすると思ってんだよ。」って内心思ったけど、言うはずもなく、母親に電話したけど、仕事があるから持って行けないと言われ、自腹で切符を買った。普通に買うのもあほらしいから、金券ショップで大阪までの往復の切符買って、車内で「乗り越したいんですけど。」って言うて大学に到着一日くらい定期忘れてもお金払って定期買ったんやから乗せてよって思った。忘れた私が悪いけど、3000円ぐらい自腹で出して、めちゃくちゃ悲しかった定期忘れたのは、これが初めてかな?とにかく凹んだ。