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本好き人の365日

映画 『のぼうの城』

2012-11-20 23:42:26 | 映画


 天下の豊臣秀吉にケンカを売った、でくのぼうがいた。
                     ―映画キャッチコピーより―

映画『のぼうの城』を観て来ました♪

 

映画 のぼうの城 オリジナル・サウンドトラック 映画 のぼうの城 オリジナル・サウンドトラック
価格:¥ 3,000(税込)
発売日:2012-10-31

 

天下統一をめざす豊臣秀吉が関東の北条氏と激突!

北条方の支城の一つ、忍城(おしじょう)にも豊臣方の軍勢が迫ります。

城主は北条氏の居城小田原城に兵力の半分を引き連れて出陣中。

留守を預かるのは城代家老の息子でみんなから親しみを込めて「でくのぼうの”のぼう様”」と呼ばれる、戦いよりも人々の笑い声が好きな男。

攻め入る豊臣軍を率いるのは、いまだ武功の無いことにあせる石田三成。

2万の大軍勢に対する忍城(おしじょう)の兵力はわずかに500。

果たして、この戦いに勝機はあるのか!?

ここに歴史に残る攻城戦の幕が切って落とされる!!

 

フフフ…

”のぼう”を演じた野村萬斎さんが、人を笑わせる役にすごくピッタリ♪

さすがは狂言師!

映画として見ると、逆にそのピッタリ感が目立ちすぎて、作品世界に入り込みづらい原因でもあるのだけれど(あとお笑い芸人の山口智充。やりすぎ感がスゴイ笑)、脇を固める佐藤浩市がいい演技をしているんですよね~

バランス的にもっと本物の俳優さんを起用すれば、ずっといい映画になったとは思うのですが、山田孝之とか鈴木保奈美とかイイ味を出しています♪

さすがに「七人の侍」には及びませんが、これはこれでエンターテイメントかな。

ちなみにこの忍城(おしじょう)の戦いは史実に基づいているんですね。

現在の埼玉県での出来事なんだとか。

戦のむごさ、悲しさも描かれていますが、なにぶん時間不足かな?

水攻めのシーンがあるため(これがかなり大規模でした)、東日本大震災直後の公開を延期し、この11月公開となったそうです。

日本映画、頑張ってるなぁ~

 

エンディングに流れるエレファントカシマシのテーマ曲「ズレてる方がいい」も良かった。

人間、損得じゃなくて、戦わなきゃいけない時は戦わなきゃいけないんですよね。

自分の生活とダブらせて、思わず涙ぐんでしまいました。

最近涙もろくて困ります(苦笑)

 

 



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