今日はもう仕事も家事もなぁんにもしない!
だって昼間なのにワイン飲んじゃったから♪
昼前は掃除や洗濯、郵便局にドラッグストアーにスーパーと、用事をぜんぶ済ませ、レンタルショップで映画を借りて来ました。
スーパーで買ったのは、ホントに久しぶりの白ワイン!
まだまだ日が高いというのに、コタツに入って、スーパーで買ったおはぎ、レンジでチンしたウインナーにケチャップをかけたものを並べ、白ワインを飲みながら映画三昧です。
額に汗して働いている労働者の皆さん、ゴメンナサイ。
でもね、人間たまには自分を思いっきり甘やかしてやりたい時ってものがあるんですよ。
明日から頑張ります!
イヤ、本当に。
だから今日だけは許して下さい。
映画は3作品。
『宇宙人ポール』(2011年)
『心の旅』(1991年)
『天使のくれた時間』(2000年)
『宇宙人ポール』はSFオタクの二人が主人公のコメディー。
様々な作品のパロディを散りばめながら、グレイ型宇宙人との珍道中を描きます♪
グレイ型宇宙人って何だ?
イヤイヤイヤ、SFファンなら「グレイ型宇宙人」は初歩の初歩ですよ。
「未知との遭遇」、「スター・ウォーズ」、「E.T.」。
「エリア51」、「ロズウェル事件」、「メン・イン・ブラック」、「モルダー捜査官」
日本と違ってロシアの首相が冗談で使うほど、UFO用語は世界では一般常識!(笑)
アメリカに旅行でやって来たイギリス人の二人が主人公なんですが、この二人は映画の脚本にも携わっていて、いやもうブラックユーモアというか、おふざけがすぎるというか、独特のユーモアでニヤリと笑わせてくれます。
ダーウィンの進化論を否定するキリスト教を妄信的に信じる女性が登場したり(ダーウィンはイギリス人)、宇宙人が電話でスピルバーグに映画のヒントを与えていたり(苦笑)
さすがは「銀河ヒッチハイクガイド」や「ドクター・フー」を生み出した国!!
しかも単なるお笑いで終わらず、見せ場もちゃんと用意されています。
とにかく、アメリカという国にすっかりなじんだ宇宙人の性格が面白い♪(もともとあんな性格なんだろうけれど☆)
『心の旅』はハリソン・フォード主演のヒューマンドラマで、家族愛を描いた作品。
最初はよくある展開だろうと、ちょっと油断していたら、ある場面で涙がポロポロ流れてきて驚きました。
有能な弁護士として高給を稼ぎ、仕事人間だった主人公が、たまたま強盗に遭遇して大けがを負います。
脳に障害を負った彼は、記憶をなくし、それまでとはまったく違った別の人間に生まれ変わります。
子供のように振るまい、娘に文字を教わる父親。
やがて弁護士事務所に形だけ復職しますが、そこで彼はかつて自分があつかった事件の不審点に気が付くのです。
勝つためには真実にも目をつむる大人たちに、純真な心で疑問を呈する主人公。
やがて主人公は、かつては自分もそんな世界の一員だったことに苦悩することになるのです。
主人公が治療を受ける病院で、リハビリの介助をする役で大柄な黒人俳優さんが登場するのですが、この男がすっごくイイ!!
人間の強さって、こういうことなんですよね~
家族愛も大きなテーマなんですが、主人公一家が飼うことになるビーグル犬にご注目!
この犬がいい演技をしているんです!(特に終盤の寄宿学校のシーン!)
はぁ、いい映画だった。
『天使のくれた時間』はニコラス・ケイジ主演。
こちらはウォール街で成功をおさめた男が、ある朝ベッドで目覚めると違う人生を送っている自分になっていることに気が付くというもの。
きっと「人生で何が大切か…」が描かれているんだろうなぁ~
実は『天使のくれた時間』はこれから見るんです。
ちょっとワインを飲みすぎてフワフワしているので、途中で寝てしまわないか心配ですが(笑)
明日から頑張ります。
イヤ、本当に。
「心の旅」は見ていないので、テレビ放映があったらみたいです。
のんびりほっこりした一日、いい休日になったでしょ。これで年末、のりきれそうですね。
イギリス人のセンスで作るとああいう映画になるんでしょうか。
とっても面白かったです。
自分を十分甘やかしたので、年末は一生懸命働きます(苦笑)