紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

遊び場 

2006-01-28 06:13:32 | 9・昔の風景
泥んこになって遊び回っていた子どもの頃。
遊び場は、近くの公園、雑木林の中、原っぱ、空き地、道。それに自由に出入りできるよその家の庭ということもあった。
あの頃は、垣根なんか乗り越えて、縦横無尽に走り回っていたものだ。

砂場は楽しい場所だった。大きな砂の山を作ってトンネルを掘る。二つの道を合体させる。うまくいく時もあるけど、山がくずれて、ガッカリすることもあった。

まだ洗濯機がなかったその頃、洋服を汚さないように、いつも上っぱりを着ては、せっせとトンネルを掘った。

(写真:トントン作)