紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

2006-01-30 07:07:59 | 9・昔の風景
私が子どもの頃、まだ家の前の道は舗装されてない砂利道だった。

ある日、舗装道路工事が始まった。
大きなロードローラーが行ったり来たりして、道に敷きつめられた石をつぶしたのを見ていた。
「あれにひかれると、おせんべいみたいにぺっちゃんこになるよ。」
いたずらっ子だった私に、母はそういった。近づくと危ないと思って、おどかしたのだ。
その言葉は十分すぎるほどききめがあった。
平べったくなった自分の姿を考えてはふるえあがり、夜寝てからうなされたほどだ。
決して道には近づかなかった。

(写真:トントンとわたし。妹がまだ生まれていない頃)

17 コメント

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おはようございます (こむぎ)
2006-01-30 07:51:36
そそ

昔は舗装道なんて 街に行かないとなかった!

雨が降ると すぐに道はドロドロになって・・・

今や土の道は 田舎の農道くらいかな

農道だって「スーパー農道」とやらは立派で 国道と見間違うくらいだもんね(笑)

下水道の関係で 道はみんな舗装されてしまって

あの「水たまり」もなくなった

雨上がりに わざと水たまりに入るのは

子供にとって 結構な快感でしたが・・・
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こむぎさんへ (紅蓮)
2006-01-30 08:22:33
水たまり。あれも楽しい場所でしたね♪

わざわざあの中を通って、長靴の中びしょびしょにしたり。

私の家の近くには畑がたくさんあったので、小学生になる頃まで、そういう土の道はありました。雨のあとはわざわざ水たまりのある道を通って帰ったりしました。



そうですか、下水道の関係で、あの頃道は舗装されたんですか。トントンの刺繍にも、公園に土管があるけど、そういうものに使われたのかな?
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焚き火だ! 焚き火だ! (anikobe)
2006-01-30 11:41:00
可愛い紅蓮さんと、トントンお姉さまの表情がなんと可愛いこと、眺めていますと、左の端っこに、焚き火。

落ち葉を集めてこのような焚き火の煙が、見られたのもこの頃の風景ですね。

今は、もう住宅街では、全く見られないし、農村でも、野焼きの煙さえ公害なんて通報されてしまう。

焚き火の中に、お芋を入れて焼き上がりを待っていた頃が思い出されます。
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ハッハッハ (サト)
2006-01-30 12:00:35
よほど恐かったのね!スルメみたいな自分を想像したりしてね。1ヵ月ぶりに足をつきました。1/3体重をかけてバーを持ってソ\ロリソ\ロリ歩いてみました。痛い!普通にできる有り難みを痛感しています。コメントも少ないうちしか見れないので早く書かなくっちゃ$E$$

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ほっとするお写真 (チロリアンランプ)
2006-01-30 12:13:06
紅蓮さん、こんにちは。

仲のよい、姉妹ですね。

私も姉との写真を思い浮かべています。

懐かしい昔が甦ってきます。

貧しくともいい時代だったと振り返っています。



上のコメントのサトさん

足を痛められたんですね。

良くなられますように。痛みが軽くなりますように。
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姉妹 (真蘭)
2006-01-30 17:38:06
いいな、いいな、お姉さんがいらっしゃって。

私は男兄弟ばかり。



小さい時から、お姉さんはお姉さんらしい!紅蓮さんはやっぱり紅蓮さん!次女と長女ってどうしてこんなに違うのかしらね?お姉さんの手を握って安心、頼ってるって感じが、かわいらしい!



舗装されていない道路、今の東京ではほとんど見かけませんね。成城学園の私道が一本の残っているんですよ。裏道ですが私はわざとそこを通ります。なんだか、ほっとしますもの。
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サトさん (真蘭)
2006-01-30 17:41:01
リハビリ始めたんですね。良かった。でも、痛いし不安定で大変でしょ。無理しないでゆっくりゆっくり訓練してください。紅蓮さんのお友達なのでこの場をお借りして、お見舞いです。
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anikobeさんへ (紅蓮)
2006-01-30 17:55:55
あの頃はただの落ち葉だったから、ダイオキシンの問題もなかったのでしょうね。

お芋を焼いて、食べましたよね。

この写真は、道ものどかで、とても好きなんです。この後じきに、道は舗装されてしまうんです。けど、それはそれで、楽しい場所ではあったのだけど。
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サトさんへ (紅蓮)
2006-01-30 17:57:49
携帯だと、コメントも6つしか見られないのね。未だ携帯で見るのにトライしたことありません。送信のみです。



ところで、三分の一体重をかけて、歩けるようになったのは、一歩前進ですね。

でも、まだ痛いのね。リハビリは辛そうだけど、乗り越えて、まだ元気で歩けるようになってね。
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未歩さんへ (紅蓮)
2006-01-30 18:00:51
仲がよかったり、とっくみあいのケンカをしたり。でも、いつもいつも一緒に遊んでいました。時には置いてかれて、泣きべそかいたり。

一日がほんとうにゆっくり過ぎていきましたね。あの頃は。



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