紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

妙高スキー場に行ってきました!・その1

2006-01-10 12:08:50 | 4・テレマークスキー日記
■初日

1月8日、朝4時に同行者の車に迎えにきてもらい、妙高スキー場に1泊で行ってきた。
途中、茅野のあたりを過ぎる頃は、まだ真っ暗で、気温は零下20度。
おそろしく寒い日であった。

前夜発の列車で、娘と夫が築地山岳会のメンバーと、八ヶ岳の赤岳と阿弥陀を目ざして出発したが、おそらくそのあたりから、ちょっと入った所を、歩いているはずだった。
そんな所で零下20度なら、その日登る赤岳山頂は零下30度くらいか。
娘は、それが初めての本格的雪山なので、寒さで凍えていないか心配になる。
雪の山は、寒さとの戦いで、気合いの入れ方一つで、あれほど楽しい経験はないという世界だし、気合いが入らないと、あんなに寒い所はもうこりごりということになる。
楽しんで登ってこられるといいなあと思いつつ、我々は、妙高を目ざす。

一緒にいったのは、くすの木山の会・他のメンバー。
26歳から69歳までの7人。幅の広い年齢層(?)で、泊まった宿の人からも、O君は、
「この人はあんたのお母さん?」(私のこと)
「じゃあ、この人があんたのおじいさん?」(Tさんのこと)
などと聞かれていたが、どれもハズレで、ただの近所のスキーが好きな仲間なのであった。

初日は大雪。スキー場に何とか車でたどり着き、滑りにいったが、視界もよくきかないほどの吹雪。
その日は、一日に40センチも雪が積もった。
リフトは、スキーが雪面に着きそうなほどだし、ゴンドラですら、空の上高く登っているとうより、一番雪面に近いところは、2-3メートルという所もあった。

テレマークターンをゆっくり練習したいと思ったが、そんな吹雪の中一人で練習するのは、とてもしんどいので、アルペンのみんなと一緒に滑ることにした。
一番長老のTさんは指導員の資格を持つほどの腕前だし、みな調布のスキー連盟の頃からの知り合いなので、速いし、きれいな滑りである。
ゆっくりテレターンをしていると、あっという間にみんな見えなくなってしまうので、「なんちゃってテレマーク」になってしまったが、とにかく置いて行かれないように滑った。
その日は、雪も重く、相当積もっているし、足下すら吹雪で見えない状況になったので、4時過ぎには終わりにし、翌日に期待するしかなかった。

妙高スキー・その2