紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

雪の日の思い出

2006-01-23 06:30:09 | 9・昔の風景
子どもの頃、雪が降った日の朝。窓から一面に積もった雪を見たときほど、嬉しいことはなかった。
急いで着がえをして、外に飛び出した。

雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、雪にまみれて遊んだ。
その中で好きだった遊び。
炭にヒモで結んで、ヒモを上げたり下げたりして、炭に雪をつけ、大きな雪の玉を作る遊び、雪つり。
だんだん雪の玉を大きくしていき、一番大きくできた人が勝ち。
でも、欲張ってもっと大きくしようとすると、下の雪に、炭についた雪がとられて、あっという間に小さくなる。やめ時が難しい。

父の残したフィルムには雪の写真がないので、ちょうどその頃の写真。いつも家の前の道で雪つりをして遊んだ。