梅雨らしい雨の一日となった。
気温が低く、夜に入ってからは、エアコンで暖を取っている。
(北海道では、雪の積もった地方もあるとか)
午前中、コダマサイエンスの最後の工事(床下防湿マットの敷設)が行われた。
地下の全面に、シートを敷いてくださった。
キッチンと座敷の二か所から床下に入って、狭く陰気な場所で、黙々と仕事をされる。
私が、その仕事ぶりに感心すると、
「これが私たちの仕事ですから…」
と、こともなげに笑っておられる。
(私も昔、あんなふうに真面目であったか? )
防湿マットと換気扇で、床下の湿気は減少するだろう。
少しでも快適に、余生を暮らせることは、ありがたい。
ソコロシステムズのTさんも、今日来宅。
PCの点検と、私の疑問に答えてくださった。
いつものことだが、Tさんの、臨機応変な対処の仕方にも、感心する。
昼過ぎ、プリンターを使っていると、急に動かなくなった。
そこで、Tさんに電話して、再び来ていただいた。
プリンターの寿命が尽きたのかと心配したが、そうではなかった。
Tさんは即座に、原因を見つけてくださった。
忽ち、使用可能となった。
Hさん宛てに、ワードでお礼の手紙をしたため、印刷。
投函のため、雨の中を、郵便局に出かけた。
とにかく歩くことを自らに課して。
(昨日も、工事代など振り込むために郵便局へ出かけたのだが、今日同様、帰路が大変だった。
体が思うように動かない。鉛の体を、無理矢理運んでいる感じだ。)
疲れきって帰宅すると、
ヘメロカリスが、雨の中、咲いていた。
ここ2年は、なぜか咲かなかった花である。
今日、花に気づくまで、その存在を忘れていたが、みると蕾がたくさんついている。
妹に植えてもらった花なので、さっそくヘメロカリスが咲いたと、電話で伝える。
<ヘメロカリス>という、厄介な固有名詞が、難なく口に出てきた。
最近は、失語症のように、単純な固有名詞さえ、思いだせないことが多いのに!
(PCで調べたところ)「ヘメロカリス」とは、ギリシャ語で
「一日の美」 という意味なのだそうだ。
朝咲いて、夕べに萎む花。
次々咲くので、私は今まで、個々の短命に気付かなかった。
ニッコウキスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ユウスゲなどは、同じ仲間の野生種の由。
ムラサキゴテンの花も、今日、雨の中に二つ咲いた。