なんだか雅子妃とか、皇室とかについて、週刊誌が騒がしいよね。皇太子殿下って、こんな報道をどう考えておられるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊『守護霊インタビュー 皇太子殿下に次期天皇の自覚を問う』のまえがきとあとがきで、こう説いておられます。
まえがき
本書は、日本の国の「内憂」の問題にして、結論の見えにくい、「山折論文」の突きつけた皇太子様の「退位問題」と週刊誌の騒ぐ「雅子妃問題」に、何らかの解決の糸口を見つけたいと企画したものである。
山折氏に批判的な評論家の言う通り、皇太子殿下のご本心を読み取ると、「限りなく透明で、責任感に満ちた方である」と思う。お力になってあげられないのが残念である。私の立場をはっきりさせておくが、私は、現在の皇室は、天照大神の直系の子孫であり、その点、一般国民とは区別される特別な位置づけにあり、庶民の民主主義的感覚で論じるべきものではないと思う。嫉妬主導型の民主主義は、共産主義とほぼ同義であり、聖なる霊域には立ち入るべきではない。
大家である山折氏のアニミズム的宗教観も、「宗教の本来的価値判断」に直面して、やや軌道を逸しているかもしれない。やはり宗教学者は、商業誌の「売り得」精神とは一線を画すべきではなかろうか。
あとがき
皇室の伝統的あり方と、近代西欧型の家庭のあり方には、いささか違う点はあるだろう。私の眼には、日本の皇室が、キリスト教のカトリック的価値観に支配されかかっているように感じられる。週刊誌的マスコミの批判も、ほとんどそこを論拠として展開してくる。
やはり神代の時代からの日本の皇室の流れを教育で教え、日本独特の宗教文化を大切にすることが重要だと思う。日本国憲法は、精密に読めば、政教分離にはなっていない。天皇制の持つ宗教性を隠蔽しつつ、他宗教の信仰の自由を認可したにすぎない。天皇の持つ「宗教性」が憲法学においてフタをされていることが、雅子妃の本当の悩みの根源だろう。
嘘でぬり固められたマッカーサー憲法は、耐用年数を過ぎたと、私は判断している。
(1~2、172~173ページ)
皇太子殿下のご本心は、限りなく透明で、責任感に満ちた方である。
皇室は、天照大神の直系の子孫であり、一般国民とは区別される特別な位置づけにあるから、庶民の民主主義的感覚で論じるべきものではない。この神代からの皇室の流れを教育で教え、日本独特の宗教文化を大切にすることが重要である。
日本国憲法は、政教分離にはなっておらず、天皇制の持つ宗教性を隠蔽しつつ、他宗教の信仰の自由を認可したにすぎない。嘘でぬり固められた日本国憲法(マッカーサー憲法)は耐用年数を過ぎた──。
大川隆法先生の皇室への敬意と、日本国憲法の誤りに関するお考えは、とても明確です。
そして、本書で語られる皇太子殿下のほんとうのお心は、マスコミ報道をいくら見ていても、絶対に知ることができない貴重なものです。
本書は、皇室や雅子妃問題などに興味・関心があるすべての方にとって、まさに必読文献であると私は思うのです。
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『守護霊インタビュー 皇太子殿下に次期天皇の自覚を問う』大川隆法著
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