あーあ、人生なんて、くたびれちゃったよね。もう燃え尽きたって感じ。何もする気がしないよね? なーんて状態の人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『老子の幸福論』(幸福の科学出版)のまえがきで、以下のように説いておられます。
「老子はいいねえ!」と思わずつぶやいてしまいそうな一書である。
こういう考えの人ばかりになったら、国は立ちゆかないだろうが、何だろうか、この一服の清涼感は。
一年間の半分は説法して、年間百数十冊もの本を書いて、常に新しいことにチャレンジしては、失敗して悔しがっている私などは、老子から観れば、さしずめ、公園の池の岩の上で昼寝している亀にも及ばないのだろうが、おせっかいにも仏法真理を広めようと不惜身命で毎日を生きている。果たして千七百冊以上もの本を書いて全世界に広げようとしている私のような生き方は、五千字程度のお経で「道」を語り尽くした老子にはるかに及ばないのか。私自身にもよくは分からないが、とりあえず、人生にくたびれた時、バーンアウトした時には、老子の思想に戻るのも一案だと思う。
(1~2ページ)
こういう考えの人ばかりになったら、国は立ちゆかないだろう。
が、とりあえず、人生にくたびれた時、バーンアウトした時には、老子の思想に戻るのも一案だ──。
大川隆法先生は、努力の大切さを強く説きつつ、老子の思想にもしっかりと目配りしておられるわけで、その幅広さと懐の深さは、ほんとにすごいのではないでしょうか。
というわけで、人生にくたびれた人、バーンアウトしちゃった人。そんなこと言ってないで、本書を手にとってみませんか。
長い人生、いろんな思想に触れてみて、ときどきに頭の中を入れ換えてみるのも一案だということなんだろうと、改めて私は思っているのです。
|
『老子の幸福論』
大川隆法著
|
(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)