野田首相の本音って？

霊言 / 2012-02-12

野田首相って、松下政経塾の出身なんでしょ。あそこは安易な増税は考えないところだったんじゃないのかなあ。本気で増税するつもりなのかね？　なーんて疑問もってる人、いませんか？

幸福の科学の大川隆法先生は、『沈みゆく日本をどう救うか──野田佳彦総理のスピリチュアル総合分析』（幸福実現党）で、野田首相の守護霊を呼び出して、野田首相の本年について、２人の質問者がインタヴューした内容を、次のように公表しておられます。

綾織　松下幸之助先生は、「無税国家論」を唱えておられましたが。
野田守護霊　だけど、とっつぁんは古いからさ。（中略）高度成長期の人間だからさ。ほっといても、会社の売り上げが上がって、国の税収が増えた時代の人やから、今のように、税収が伸びない時代のことは分かってないんだよ。
酒井　経済を成長させ、税収を伸ばす努力をしないと駄目ですよ。（中略）今、幸之助さんが生きておられたら、「どうすれば経済成長できるのか」を考えるのではないですか。（中略）どのくらい政治について勉強したのですか。
野田守護霊　松下政経塾は、自衛隊に毛が生えたようなところだったなあ。ノルマを課して、しごいて、営業までやらせてね。あそこは、とにかく体力派だったよ。（中略）「政治は体力だ」ということを、基本的には教わったような気がするよ。「政治は学問だ」と教えたら、幸之助さん自身がもたないじゃん。ねえ？
　まあ、幸之助さんも本音は違うと思うんだよ。本音は、（中略）「宣伝代として考えたら、計算上ペイする」と見て、政経塾をやってたと思うな。
酒井　そんなに小さい志なのですか。あなたは代表選の演説で、「政治には志が必要だ」と言っていたではありませんか。
野田守護霊　あの人も、最後は、「年寄りの道楽」だって、いつも言うとったよ。
綾織　一期生ですと、松下幸之助先生直々の講義がかなりありましたよね。
野田守護霊　うんうん。（中略）当時、私も若かったから尊敬はしてたよ。（中略）
綾織　もう、尊敬心はなくなった？
野田守護霊　いや、あるよ。あるけどさあ、（中略）「二股ソケットを発明した」とか、「丁稚奉公してタバコの買い置きをした」とかいう話を、今、やられても困るわけよ。
酒井　しかし、あなたも、似たようなことを言っていませんでしたか。
野田守護霊　あっ、ドジョウだもんなあ。そうなんだ。ドジョウだ。（中略）
　今、なんか、幸之助さんが怒っていらっしゃるような感じを、ちょっと受けてはおるんだ。「よくも、ドジョウ言うたな。わしは錦鯉ぐらい育てたつもりや」って言うとる感じは、ちょっと受けとる。（中略）
綾織　そうすると、（中略）今の状態で増税して、日本経済は浮上すると本当に思っているのですか。それとも、景気をよくすることは、もう考えていないのですか。
野田守護霊　今のところ、問題意識としては、「単年度会計の問題を何とかしなきゃいけない」と思ってるんだけど、憲法上の問題もあるから、簡単に行かないじゃん。
　単年度会計だから、官僚も一年でしか考えないわけだし、政治家も一年の予算で縛られるわけよ。「一年の予算」っていうことを考えると、まず、「来年度予算をいくらにして、何に使うか」を決めるわけじゃん。それで、使い道のほうが先にだいたい決まっていて、入ってくるものがない場合、簡単に言えば、金を集めなけりゃいかんわけで、それは会社も一緒だよな。
　日本は、もうすでに高度成長の“株式会社”じゃないので、大変なのよ。だから、“値上げ”（増税）しかない。
綾織　野田氏は、「消費税率を、二〇一五年ぐらいまでには十パーセントに引き上げたい」と言っています。消費税率を上げると、消費税の税収は増えるでしょうが、所得税や法人税の税収は減り、結局、全体としての税収は減るのではないでしょうか。一九九七年に消費税率を上げたとき、すでに、そういう結論が出ていますよね。
野田守護霊　二〇一五年には、俺、総理をしてねえからさあ。（中略）
（41～49ページ）