ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



ね、いま日本ってさ、外国ではけっこうクール(かっこいい)だったりするんでしょ。この21世紀に国としての使命って、じつはあるんじゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『繁栄思考』(幸福の科学出版)で、次のように教えておられます。

 今、ヨーロッパやアメリカが苦しんでいる理由が、私にはよく分かります。
 特に、アメリカは、日本のような国になろうとして、なり切れずに苦しんでいるのです。つまり、ジャパナイゼーション(日本化)をやろうとしているのですが、それがうまくいかずにいるわけです。それはそうでしょう。文化的な土壌が違うので、日本と同じようにはいかないはずです。
 ウォールストリートでのデモにおいても、日本で言われているような「格差」ということを、一生懸命に言っていますが、実は、それだけでは解決しないものがあることを、彼らは、まだ十分には分かっていないようです。
 結局、今、日本に求められているのは、どこかの国の模倣をすることではありません。日本がまねるべきものは、もう、ほとんど残っていないのです。
 確かに、一部には、日本より進んでいるものもあります。例えば、宇宙開発などがそうです。その分野では、日本より進んでいる国が、三、四カ国はあるでしょう。また、軍事技術的に日本より進んでいる国も、一、二カ国はあるかもしれません。しかし、それ以外の部分では、はっきり言って、日本がモデルとするような国はもうないのです。
 逆に、日本を一生懸命に追いかけ、追い越そうとしている国は数多くあります。
 私たちは、今、次の「新しいモデル」をつくらなければいけない時代に来ているのです。そのことを知らなければいけません。昔は、まねでもよかったのですが、今は、どこかにあるものをまねるだけでは駄目です。恥じることなく、「新しいモデル」を提示しなければいけないのです。
 今から三十年ぐらい前、私がアメリカで働いていたころには、「アメリカで起きたことは、その十年後に日本で起きる」と言われていました。
 そのため、「アメリカで学んでくれば成功できる」「アメリカの社会で起きたことを、日本で事前に準備しておけば、成功できる」と考えられていたのです。家電業界などは、みな、そうでしたし、自動車業界もそうだったと思います。
 ところが、今は、もう、そういう時代ではなくなってきています。日本が新しいモデルをつくらなければいけないのです。
 現在、ヨーロッパの国がたくさん集まってつくったEU(欧州連合)も、運営がうまくいっておらず、ギリシャを中心とした国々がEU全体を引き倒しかねない状況です。ドイツが、それを何とか救おうとしていますが、救い切れないでいる状態です。
 しかし、日本の経済は、EUの中心であるドイツやフランス、あるいはイギリスよりも、はるかに大きいのです。それほど大きくなっているのに、日本人は、まだ、その力に十分に気づいてはいません。
 さらに、「中国がGDPで日本を超えた」という説もありますが、それは、「人口が日本の十倍もある国が、やっと日本に並ぼうとしている。すなわち、『十人の中国人が働いて、日本人の一人分を稼ぐ』というレベルに来た」ということなのです。
 したがって、日本と中国の差は、まだまだ、かなりあります。「一人当たり十倍の差がある」というのは、すごいことです。みなさんは、自分自身について、そんなに大した仕事をしているとは思わないでしょう。普通に生活しているだけだと思います。それでも中国人の十倍も稼いでいるわけです。
 日本は、今、世界のモデルになるべきときが来ているのです。
(125~129ページ)

日本経済は、ドイツ、フランス、イギリスよりもはるかに大きくなっている。アメリカは、日本のようになろうとして、なり切れずに苦しんでいる。日本と中国の差は、まだまだかなりある。

他の国に日本がまねるべきものは、もうほとんど残っていないから、今、日本に求められているのは、どこかの国の模倣をすることではない。

日本は、今、次の新しいモデルをつくり、世界のモデルになるべきときが来ている──。

今日は、日本人として勇気と使命感がわいてくるお教えの一節を、ご紹介してみました!

『繁栄思考』大川隆法著


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