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ロッド・スチュワート&フェイセズ武道館コンサート(1974年2月)

2023年05月30日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 1974年の「guts(ガッツ)」を見ていたら、グラビアがロッド・スチュワートでした。これが74年2月に行われたロッド・スチュワート&フェイセズ武道館公演の様子らしいです。見るからにかっこいいですね。

 この数か月前の同じ雑誌では、ベーシストの山内テツさんがフェイセズのメンバーとして来日することも報じられてました。ビッグネームと一緒に日本人ミュージシャンが武道館に立つということは期待が大きかったのですね。

 

 

 そして、この時フェイセズの前座を努めたのがジョー山中バンド。そこでギターを弾いていたのが芳野藤丸さんで、藤丸さんの「芳野藤丸自伝」によると、その時のメンバーは、ドラムが和田ジョージさん、ギターが沢健一さんと藤丸さん、ベースがジャック松村さん、キーボードが渡辺茂樹さんだったとのこと。渡辺茂樹さんはご存じ元ワイルドワンズのチャッピーですが、藤丸さんはつのだ☆ひろ&スペースバンドを脱退した直後と思われます。

 そして、この時の武道館の客席には西城秀樹さんがいました。秀樹さんはロッド・スチュワートに影響を受けたことは間違いないでしょうが、その前座のバンドでギターを弾いていた藤丸さんを見て、ルックスも良く背もスラッとしているということで印象に残り、後日乃木坂の飲食店で偶然会った際に「ジョー山中のバンドでギター弾いてましたよね?」と声をかけ、その場でバックをやってくれるように頼んだというのは有名な話です。その後の二人の長い付き合いと信頼関係を考えると出逢うべくして…という感じもします。

 なお、この時のフェイセズのステージですが、山内テツさんは楽屋でグデングデンになっており、フラフラになってるところをみんなで担ぎ上げてなんとかステージに押し上げたと、藤丸さんがテレビで言ってました。何しろ武道館に赤じゅうたんを敷いて、最初に入ってくるのが酒屋で何箱も担いできたそうですし。いい時代でしたね(?)。

 それにしても、フェイセズもそうですけど、その前座のバンドの映像あれば見てみたいですわ。それと、その藤丸さんの自伝は大変面白いので皆さんも是非どうぞ。

 


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