今日のひとネタ

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合間に休憩のあるコンサート

2024年05月17日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 コンサートというと2時間くらいある覚悟で行きますが、近年でも何回か合間に休憩が入った経験があります。尾崎亜美、八神純子、薬師丸ひろ子、岩崎宏美などですが、コロナ禍での換気タイムという意味合いのこともありました。薬師丸ひろ子は本人の衣装替えの時間でもあったり、先日の岩崎宏美コンサートは20分の休憩がありもちろん後半では衣装が変わってました。

 どれくらいの休憩が適当かは会場にもよると思いますが、東京国際フォーラムのホールCは結構トイレが込むので結構スリリングでした。まあ休憩の終了時にはトイレは空いてたので、混乱はなかったですけど。

 休憩が入る事の賛否はあると思いますが、私は最近では「あった方が安心」という気がしています。安心なのはもちろんトイレタイムであり、私は今のところ大丈夫なのですが、同年代かちょっと上の年代の声を聞くと、2時間トイレに行かないで済むか心配という声があります。

 慎重な人はそれが心配でコンサートに出かけるのをやめているケースもあるくらい。イチかバチかで参加してやっぱりトイレに行きたくなった場合、通路脇の席でなければ本人も大変だけど周りの人が通れるようにしてあげねばならんということになります。前の方でなおかつ真ん中よりの席だと、席を立つのがステージ上からも見えるでしょうし余計気になる事は間違いなし。

 否の方は、休憩が入ると一旦盛り上がった空気が静まってしまうかもという感覚。ロックのコンサートだと序盤から一気通貫で突っ走りたいということもあるでしょうし、2時間の流れで曲順考えたいのに一部、二部で分けねばならんのが面倒ということもあるでしょう。

 まあ二部制の場合、ベルが鳴って幕が開く感激が二度味わえるわけで、そこはちょっとお得感があるというもの。アントニオ猪木対ウイリー・ウイリアムス戦が、一旦両者リングアウトとなったものの、梶原一騎の判断で急遽再開となり、お客さんは二試合見たような感覚になったと言われるあれです。(なのか?)

 やる方もステージの構成を考える際に、レコードのA面B面のようにそれぞれオープニングがあって山場も二回あるというのはやりがいがあるかも。(意見には個人差があります。)

 また、大体はチケット買う段階では休憩の有無はわからないし、終演予定の時間もわからないことが多いです。なので、比較的参加者の年代が高いと思われる場合は、休憩の有無、終演予定時間などを明示した方がチケット売れるのではないかと思ったりします。休憩あるなら行ってみたいというケースはあっても、逆はないように思いますし。

 ビルボードライブとかコットンクラブでのステージは大体1時間ちょっとだし、ああいうライブレストランはいざという時にもトイレに行きやすいのですが、何しろ料金が高いのがネック。会場の雰囲気も併せて楽しむとはいえ、立派なホールで大観衆がいる雰囲気はまた別物です。

 と、まあそんなことを考える年代になりました。そんなこと言ったら映画なんて見に行けないという声もあるでしょうが、映画館でも途中で立つ人は珍しくないし、そういう人は出口に近い席取るだろうし、映画は何回見に行っても同じだけどコンサートは同じものは二回無いし、そこは別物と。