今日のひとネタ

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任侠の世界は終わりました

2017年04月24日 | 映画

 日本映画専門チャンネルの高倉健劇場であれこれ録画したのですが、任侠系の映画はどれも同じようなストーリーで同じようなキャストなのでもういいかと。今日見たのは「侠客列伝」ですが、この映画の事を調べようとしたら「任侠列伝」という映画もあってもうどっちがどっちかわからなくなっちゃって。

 毎回のパターンは、大体健さんが寡黙だけど芯の通った男で若い衆からの人望も厚く、若山富三郎が人はいいけど無茶をやって事をややこしくする立ち位置で、鶴田浩二がウルトラマンのゾフィー的な役割で最後は殴り込みに行くと。(この映画では先に死んじゃいますが) おまけに、殴り込みに行くときに流れる曲が大体3拍子で「あれ、唐獅子牡丹? 人生劇場?」と思ってるとまた違う曲だったり。

 ただこの「任侠列伝」は最後の立ち回りも迫力あって、この系統の映画を1本だけ見るならこれがいいという評価もあるとか。たしかに「おめえさんには恨みつらみはございませんが、渡世の義理で切らせて貰うぜ」なんていうしびれるセリフがあります。私なんぞは焼き豚切るときにいつもこのセリフを唱えてるので(?)

 この辺の映画はぼーっと見てるといつくらいの時代かよくわからないものですが、今回は明治40年だとか。やっぱりヤクザ映画は昭和の話がいいにゃ-。