週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#111 -’24. 一乗院で写経をし

2024年05月19日 08時42分19秒 | ご朱印・納経(神社仏閣)

高野山の宿坊は一乗院です。2024.05.19.08.42.19

写経が出来るとのことで、お願い致しました。今回写経した経典は大乗仏教の教理が、短いこの一巻の中にすべて納まっているといわれてきた経典です。

以前の西芳寺では延命十句観音経を写経しました。今回の一乗院ではもう少し長い 玄奘三蔵訳の正式な経題名は『般若波羅蜜多心経』でしが。一般的には『般若心経』と略称で呼ばれています。般若心経をお風呂も夕食を済ませてから写経しました。裏面に経が印刷さらているとは言え、慣れない筆ペンですから小一時間かかりました。262文字(260)の短い経典ですが、大変良い経験が出来ました。

一乗院での朝のお勤めで写経を納めさせて頂きました。

1  筆の墨が薄くなると上の部分の墨壺の部分を押して筆先に墨を行き渡らせます。こちらが、白紙の紙に裏面に上から見ると印刷されて経が読み取れるようになっています。その文字に従い、書き写した写経で左手の淡い緑の書状入れに折り畳み収めました。和紙に書状をしたためた物を収める日本古来からの形式のものです。御写経 高野山一乗院と書かれた下には、般若心経の後に氏名年齢などと共に願い事などが書けるようになっています。

2  以前は良く見かけた蛤等を漆などで埋め込んだ螺鈿形式の和テーブルです。

3  こちが、墨を補充できる賢い筆です。一乗院と書かれた上の部分を指で軽く押すと墨が筆先に乗ってきます。

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6 コメント

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Unknown (katananke 05)
2024-05-19 11:55:49
今年は空海,、弘法大師生誕1250年とかで
テレビでもいろいろな話が取り上げられ、、
歴史や仏教に疎いわたしも 少しずつ知ることが増えましたが その流れで 高野山にいかれたのでしょうか、、?
平安時代 800ねんそこらで 先ず唐にわたることがどんなに困難か、、と思いますが
日本中も 歩いて教えをつたえる、、というのも
すごいなあと〜いろは歌の かな文字をつたえたとか、、  他人のため 我が身を「尽くす」という究極の生涯でしたね〜
Unknown (クリン)
2024-05-19 12:14:37
おつかれさまでした🍀✨✨✨
うちの家族は仏教校に通っていたので遅刻のペナルティが般若心経の写経でした🎵(けっこういっぱい書いていましたね!何しろ寝坊助だったものですから💦)
大人になって穏やかな気もちで写経したら「本当に清々しかった」と申しておりました~💎⤴
※ペナルティ写経とは全然ちがうみたいです🐻⚠
Unknown (akagera63363556)
2024-05-19 20:29:40
こんばんは、katananke05さん。
帰宅してからご返事させて頂きます。
いつもコメントありがとうございます。
Unknown (原村)
2024-05-19 20:37:30
こんばんは、クリンさん。
沢山の般若心経、ご苦労様です。
帰宅してからご返事させて頂きます。
空海と高野山 (原村)
2024-05-21 08:51:14
おはようございます、katananke05 さん。

私が高野山を訪れるのは初めてです。
歴史好きな家内は訪問していますが、歴史好きでもなく、宗教心も無い自分にとっては縁の無い地でした。
那智の滝やクジラの街太地町やジェット船での川下り等仏教の聖地として関係しない事ばかりでした。
今回、訪問するにあたり漠然とは想像していましたが、「百聞は一見に如かず」の如く行って体験して沢山の事を知った気でいます。
それでも万分の一にも及びませんが。
日本人は大昔から向学心旺盛なのかと。
危険を顧みずに、己の向上心、そして他人に知識を広めたいと思う心ななせる技。死をも恐れない心には心頭します。
平安の世から800年、凄いですよね。
文化の進んだ現代より昔の日本は勝るとも劣らない知性の世であったと感動します。

仰る通り「尽くす」ですね。
いろは歌を暗記した事がありました。
「色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ・・・」文字が後世に伝える文化伝承の極みだとおもっています。
沢山の考えさせられる中にあって、素晴らしく良い旅が出来たと思っています。

ご返事が遅くなり失礼しました。
いうtもコメントありがとうございます。
ペナルティ写経も (原村)
2024-05-21 09:04:14
おはようございます、クリンさん。

ペナルティ写経を沢山書かれれば書かれるほど、意味は後日にしてもその悟りのもとの一部は脳裏に染み渡ったいるかと。
人生の節目節目で、そのペナルティ写経が役立つことかと思います。
それも、人生を歩めば歩むほど多くなるかと感じています。
実践できないの人間の弱さとすれば、その最たる中に居る自分にとって、誤嚥防止で般若心経を朝のお勤めの一環として、読経する積りで居ても欠落している毎日です。

成長の遅い自分ですが、今回の一乗寺での般若心境の写経には少しばかりですが、感動を慕ぼ得ました。
歳をとる事は沢山の人生の一ページを紐解いて来ている自分にとっても、嬉しい経験でした。

ご返事が遅くなり失礼しました。
いつもコメントありがとうございます。

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