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ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

ぐるりと一周

2019年01月09日 | 

昨年暮れに買った青春18きっぷを有効期限内に使おうとまた電車に乗る。今度は岐阜経由高山線で高山へ行き、さらに富山まで行き北陸線に乗って大阪へぐるりと1周することにした。何故かというと、昨年6月の集中豪雨で不通になっていた高山線の一部が11月に全線復旧したので全線を通して乗ってみたくなったのだ。さらには雪景色も楽しめるのではないかと期待する。

高山は2016年8月に水晶から新穂高へヘロヘロで下りて来た時以来だがいつのまにか近代的なきれいな駅舎に生まれ変わっていてびっくり。

 

マンホールはツツジか

 

駅は変わったが高山の街はあまり変わっておらず夜ともなると商店街もひっそり。食事をするところもあまり多くなく、幾組かが食事場所を探してウロウロしているが聞こえてくるのは日本語より中国語と英語の方が多い。

翌朝は0740時発の電車で富山へ向かう。途中の猪谷で乗り換え。

亥年なので写真を1枚

 

撮っていたらホームにいたローカルテレビ局のレポーターにインタビューされてしまう。よくテレビで見る光景だが他人の時は「もう少し気の利いたことがいえないのか」などと思っていたがいざ自分がその立場になると何とも間の抜けた応答しかできないものだ。いわく「今年はどんな年にしたいですか?」「猪突猛進でがんばります」ああ、恥ずかしい。

ともあれ電車を乗り継いて富山へ向かう。ここからしばらくは少し雪が多くなるが期待したほどではなく、富山の街もまったく雪がない。

今日は曇天、あまり期待できないが乗り換え時間を利用して立山・剱が見える市役所の展望台に上がってみる。

うーん、うすぼんやり見えるんだか見えないんだか・・・

 

お天気がよければ最高の眺めなのだが残念。お昼はお寿司を食べてまた車中の人となる

 

金沢、福井、敦賀で乗り継ぎ長躯大阪へ。途中寄り道しなければ高山から11時間ほどで大阪へ着く。長いといえば長いが乗り鉄にとっては安上がりで楽しい旅だった。

 

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電車で金沢まで

2018年09月06日 | 

台風の通過後も本州の真ん中に居座る秋雨前線のおかげで山には行きにくい。先週電車に揺られたのが心地よかったので今度はもう少し足を延ばして金沢まで行って見ることにする。

芦屋を0728時発の新快速に乗れば敦賀、福井で乗り換えて金沢には1242時に到着予定だ。京都で通勤、通学客の大半が降りてしまっても車内は座れない人もいるぐらいの混み方。その多くが18切符利用者の雰囲気を醸し出している。敦賀での乗り換えも座席を目指してけっこうなダッシュが必要だった。福井でかなりの人が降りてやっと車内は落ち着く。車中のニュースチェックで早朝の北海道での地震発生を知る。地震、大雨、台風と今年は災害の多い年だ。

金沢は何年か前に白山へ行ったとき以来。あの時もすでに駅周辺はきれいに整備されていたが、新幹線はまだ開業していなかった。開業後の今は外国人観光客も多く平日でも大賑わいだ。

金沢駅はなんといっても正面の門がシンボル。なかなか大胆のものを造ったものだ。地震のニュースを知った直後なので、木組みが壊れないか思わず見上げてしまう。

 

中には支柱が入っているので大丈夫かな・・・。

 

駅前のだれたやかん

 

市内の見どころは兼六園付近に集中しているのでぶらぶらと歩いて行く。

道に転がる物体

 

まず観たかったのは21世紀美術館。新しいタイプの美術館で建物自体もひとつの作品になっている。

 

芝生に転がる石

 

現在の展示はこれ

 

建物の中庭には小さなプールがあるが、これも作品のひとつ。これは撮影OK

下は空洞になっていて見上げれば上にいる人が見える

 

上から見るとこうなるのだが、なんだか不思議に感じがする。

 

現代美術の作品が展示されているが年齢的には1950、60年代生まれの作家のものが多い。略歴を見るとほとんどの人が芸大や美大出身のようなので最初は神妙に石膏のデッサンなどで基礎は学んだのだろう。そのあと、はじけて抽象に走るのだろうか。それぞれに思い入れがあっての作品だと思うが、観る方はつい「なんじゃこれ」とか「わけわからん」などと思ってしまう。しかし案外そう思わせるのが目的のような気もする。

一方では正統派の具象に走る人、なかには写真と見まがうばかりのスーパーリアルな作品に走る人もいるのだから芸術も幅が広い。これも今流行りの多様性ということか。

それにしてもこういういわゆるアーティストと言われる人が作った前衛的な作品と子供が思うままに作ったものとの価値の差は何なのだろう。

外に出ると隣の敷地の店舗の屋上が気になる。これも作品?時期が時期だけに崩れて落ちてこないか気になってしかたない。

 

美術館の近くにはきれいなレンガ建ての歴史博物館がある。昔の陸軍の兵器庫だったそうだがレンガの建物は温かみがあって落ち着く。

 

 

こちらも趣のある建物

 

兼六園、近江市場などを見て回り、今日は金沢泊。

旅は旅でも飛行機でのそれはあまり好きではないが、揺れに身を任せ、車窓からの眺め、読書、居眠り、弁当などを楽しめる列車での旅はやはりいいなぁ。

そこでこんなことを考えた。電車の座席、揺れを再現し、車窓の風景も映し、列車での旅を居ながらに楽しめる書斎にも寝室にもなるボックス型の部屋を開発し製品化したらどうだろう。鉄道ファン、特に乗り鉄には受けると思うのだが。

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電車に揺られて

2018年08月30日 | 

お盆休みが明けたら山へ行くつもりだったが、ダブル台風は来るわ、本州の真ん中で秋雨前線が上がったり下がったりするわで行きたい山域は晴れが続かない。天気には勝てないので久しぶりに青春18きっぷで日帰り電車旅に出る。

長時間の乗車に備えて、読むもの、飲むもの、食べるもの、それに冷えないように羽織るものを用意して近江塩津行きの新快速電車に乗り込む。冷房が程よく効いた車内は快適。景色を見たり、本を読んだり、米原を過ぎて北陸本線に入ると車内も空くのでゆっくりお弁当なども食べる。

車窓から見る沿線の稲田はすでに黄色く色づき、収穫中のところもあって季節の変化を実感する。

 

終点近江塩津でいったん下車。次の敦賀行きを待つ。

近江塩津駅舎

 

敦賀行に乗り込むと15分ほどで敦賀着。敦賀の街をぶらぶらするが今日も暑い。

敦賀の街には銀河鉄道999やら戦艦ヤマト関係のモニュメントが数えきれないくらいある

 

 

 

モニュメントには力が入っているがマンホールはいたって普通

 

敦賀気比神宮まで行って引き返す

 

ここには松尾芭蕉がいたりして

 

駅のホームには恐竜君

 

姫路行きの新快速に乗って帰途につく。1日で本が一冊読めるかと思ったが、涼しい車内で揺れに身を任せると半分も読まないうちに睡魔に襲われるのだった。

 

 

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フジも満開

2017年05月03日 | 

昨日は私のお勧めで花桃を見に行ったが、今日は友人のお勧めでフジを見に名古屋から津島へ行く。

津島市のマンホールは巻藁舟とフジ

 

ちょうど津島祭りが行われていて山車も出ている

 

天王川公園近くにいくつも藤棚があって今まさに満開を迎えている

長いのは1Mほどもありそうだ

 

今日はふじかちゃんもご出勤

 

見たことがなかったがピンクのフジもあるんだ

 

フジのすだれ

 

ブドウの房のようにも見えるが八重のフジだそうだ。

 

美しい花を楽しんだ春爛漫の2日間、友人宅の愛猫マリアくん、留守番ご苦労さま

 

 

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花桃の里

2017年05月02日 | 

今頃の時期にJR中央線に乗っていると木曽の辺りの山裾に白、ピンク、赤の交じった華やかな雰囲気の花をよく見かける。調べてみると花桃の花のようだ。単色の桜もいいがこの華やかさにも惹かれる。この木が多く見られるところはないかと調べてみると南信州の阿智村周辺に集中してあることがわかる。これは行ってみなければ。

名古屋から飯田行の高速バスに乗って恵那トンネルを抜けた園原で下車。

バス停近くの花桃

 

ここから月川温泉郷へ歩く。道は清流沿いだが狭い車道の端を歩かなくてはならないのが難点。水の流れも美しい

 

ロープウェイの駅「ヘブンスそのはら」の辺りから周りは花桃一色となる

 

 

今日は風がないので鯉のぼりが泳げない

 

橋を渡って月川温泉郷に着くとまさに桃源郷の趣

 

 

少し上に上って俯瞰してみる

 

 

暖かいのでのんびりお花見弁当を食べて時間を過ごし、園原まで戻る

山の斜面の新緑と山桜

 

いやというほど花桃を堪能できた1日だった

 

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東北お手伝いちょっと観光ツアー 食べたもの買ったもの

2011年05月27日 | 

  登米にいたときの食事の副菜は野菜と山菜で、ほとんどたんぱく質とは縁がなかった。そこで仙台

に移ってからすぐ食べたのがこれ。仙台名物牛タン。さすが名物だけあって、牛タンの店がやたら多い

のには驚いた。

 

ついでにズンダ餅とアイスクリームのパフェも

 

仙台は地理的にやはり関東系の店が多い。蕎麦も東京の立ち食いソバチェーンの出店が多い。安い割にはおいしかった

 

労働の後の夕食はガッツリとというわけで、これも関東系の「大戸屋」でよく食べた。コロッケとから揚げに目玉焼き。安くておいしい。関西にももっと出店してくれないかなぁ

 

これも鳥のから揚げだが南蛮風味

 

こちら和風ハンバーグ

 

牛丼チェーンでも食べたが、味はいまいち

 

ホテルの朝食

 

ズンダ餅とくるみ餅。美味

 

ズンダ餡ドーナッツ

 

ついでにこんなのも買ってしまった!

登米で1週間、仙台で1週間、あっという間に2週間経ってしまった。見知らぬ人たちと力を合わせる

屋外での作業は適度な疲れがあって、その後の食事がうまい。まだ続けたいのだが、仙台での滞在費

も嵩んできたし、週末はお天気もよくないとの予報なので、ひとまず帰ることにする。

  「ボランティア」という言葉はなんとなく気恥ずかしく、自分としては「お手伝い」くらいの感覚での参加

だったが、出会った人たちの一生懸命さとひたむきさが心地よく、いつもの山行きと同じように楽しい、と

いっては被災された方には申し訳ないが、充実した2週間だった。震災の爪あとを片付けるだけでもま

だまだ人海戦術が必要で、その多くは行政の力だけでは不十分だと思える。できれば再度東北の地を

踏んでお手伝いできることはしたいと思いつつ帰路についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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東北お手伝いちょっと観光ツアー その8

2011年05月23日 | 

  東松島へのバス送迎がいったんなくなったので、JRで行ける岩沼市に行くことにする。地震直後、仙

台空港に津波が押し寄せる映像をテレビで見て驚いたものだが、仙台空港はこの岩沼市と名取市の両

市に跨ったところにある。駅から15分くらい歩いたところにある総合福祉センターがボランティアセンター

になっていて、その日訪れるボランティアを捌いているのだが、内勤のボランティアスタッフも多く、作業

に出かける人たちを手厚く支えている。作業も半日単位で参加できるよう、調整も工夫されている。

  ここでの泥かきは農家で家の周りに積もった泥を剥がす作業。地震後日にちが経っていて見た目は

泥に見えないが、スコップを入れてみると確かに泥の層が出てくるので、元の地面が見えるまで削り取

る。10人ほどのメンバーで行うが、若い人は元気でネコと呼ばれる一輪車に泥を満載にして集積場まで

走ったりしている。元ガテン系の年配男性も「コンクリートに比べたら軽いもの」と平然としているし、若い

女の人でもネコを操る人がいてびっくりしたり感心したり、見ていても気持ちがいい。そんな人たちに比

べれば、私は非力なのでネコも操れないし、スコップで一度にすくえる量も知れている。しかしそんな彼

らを見て一緒に働いていると現場作業も苦にならない。

  福祉センターの傍の公園にボランティアのテント村ができている。これからの梅雨の長雨や夏の暑さはちょっとしんどいかも

 

岩沼市のマンホール。飛行機が飛んでいる

 

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東北お手伝いちょっと観光ツアー その7

2011年05月22日 | 

  今日は朝から雨。作業は中止なので仙台の街を歩いてみる。

まずはマンホール。先代(仙台)萩の地ならでは

 

こんなのも

 

青葉神社で奉納される「すずめ踊り」を観にいく。格式のある踊りかと思っていたが、ゆるキャラも出て楽しく自由な舞だった

 

神社の鳥居は地震で崩壊していた

 

県立美術館に先日亡くなった彫刻家の佐藤忠良の展示館があるというので観にいく。

 

内部は撮影禁止なので外に展示してある他の彫刻家の作品を撮ってみた。どれもユニークなものばかり

筋肉質のネコ

 

カエルにロボットが乗っている

 

馬も乗り手も肥満体

 

ウサギが鉄兜の上に

 

植えてある木もなんだかユニークな形

 

美術館の近くにある支倉常長の像もよく見ると土台が動いている。常長さん、落っこちなくてよかったね。

 

 

 

 

 

 

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東北お手伝いちょっと観光ツアー その6

2011年05月21日 | 

  今日は作業は休ませてもらうことにする。仙台平野は広く、近くに高い山もないと思っていたが地下

鉄とバスを使えば行けるところに泉ヶ岳という1200M弱の山があるということがわかる。今回は山装備

を持ってこなかったので山登りの予定はなかったのだが、そうとわかれば行かねばならぬ。雨具は泥か

き用に持っているし、靴もハイキングシューズで来たし。 

登山口入り口。クマ注意は今ではどこでも定番

 

途中岩の間をくぐりぬける胎内くぐりがある。先行者は荷物で苦戦している

 

もう少しすればシロヤシオが満開のはず

 

頂上はガスって何も見えない

 

スキー場のゲレンデ方面に下ってくると笹原の気持ちのいい場所がある

 

白樺の芽吹きもいいなぁ

 

下ではツツジも満開

 

 

 

 

 

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東北お手伝いちょっと観光ツアー その5

2011年05月20日 | 

  仙台で個人でもボランティアを受け入れてくれるところをネットで探したところ、東松島市が仙台から

送迎バスを出していることがわかったので、朝そのバスの列に並んで参加することにした。ここでの仕

事はいわゆる泥かき。しかし一口に「泥かき」といっても、住宅の床下の泥から、側溝にたまった泥のか

き出しなど様々。床下の泥は浸水してから日が経っているので粘土状でひび割れた状態になっている。

床下は桟が邪魔してスコップが入らないのでビニール手袋をした手でつかんでは土嚢袋に入れる作業

の繰り返し。一人でしていたらうんざりする作業だが、大人数で一気にやれば短時間で済み、剥がした

後にはきれいな地面が見えてきて、成果がはっきりわかるのでスッキリ感がある。側溝の泥は水気が多

くて匂いもきついのでこちらは少々手間取る。

  東松島では神戸の舞子高校の生徒たちに出会った。舞子高校には環境防災科があり、そこの生徒

と普通科の生徒たちが交代でボランティアに参加しているとのこと。若くて元気な生徒たちを見るのは気

持ちのいいものだ

東松島でもグランドには仮設住宅が完成しつつある

 

マンホールはカエルのかわいい図柄

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