この二日間全く研修などといわずに書いているブログ。
3日目にして研修の文字が飛び出すという。
まあ,これがゆきたんくの性格だな・・・
一日目にに知覧の戦争遺跡の取材を12か所。
雨天であることや,時刻(明るさ)の関係で2か所をスルー。
鹿児島空港に着いた12時15分から知覧町西元の無蓋掩体壕までの17時56分。
翌26日は朝9時のフェリーで桜島経由で鹿屋に行き,18時4分の「進駐軍上陸の碑」までの12か所。
雲が厚かったので,この時刻でも周囲は真っ暗だった。
周囲に照明無し,人気無し,おまけに雨天・・・
これまでに感じたことのなかった恐怖を感じてしまった。
じいちゃんに言われたことを思い出した。
「夜泊まる所がない時には,神社はだめだぞ。お墓にしなさい。
お墓にいるのは元々人間様だからな・・・」
と考えればなんてことはないのだ。
特に「桜花の碑」では英霊に対して申し訳なかったと思う。
さて,本日は鹿児島市内を中心に回ったが,以前からテーマにしている
「明治日本の産業遺産」の1つに行けて良かったと思った。
磯庭園の中に残されている「旧集成館反射炉跡」である。
跡とあるように現物はないのだが,これが日本の歴史を変えた物証の1つとして残されているのが嬉しい。
近代史における,大戦に関わりのある物がどんどん姿を消しているからなおさらである。
反射炉跡の周りを歩くゆきたんく。 → Map
反射炉の復元モデルの奥(屋外)に見える反射炉跡。
そして集成館も良かった。
当時のトップレベルの技術をこの目で見ることができたからだ。
旅って良いよね。