伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

富士山

2008-06-17 21:45:15 | Weblog

写真は富士山。そんなことを言わなくても、日本人ならば人目見て分かる日本の象徴でもある。
イギリスの二階建てバスの乗り換え場所では、添乗員や運転手が楽しく過ごしている。
私の手をつかんで仲間の所へ連れて行ったと思ったら、「スシ、サシミ、テンプーラ、フジサンネ。」なんて言って日本語が話せることを自慢していた。私は大げさに感激して拍手をしたら喜んでくれたなぁ。
外国の方が知っている日本のことって分かりやすい単語が多い。
スキヤキ、ハラキリ、ゲイシャガールみたいに。

 京都旅行でバスが東名高速に入ったら、カメラを用意してフジサンが表れるのを待っていたゆきたんくである。自分が小学校低学年の頃のことを思い出した。母の実家に向かう際、新幹線の窓から富士山が見えた。富士山の寄生火山の宝永山のことをたまたま知っていたので、「あっ、あそこにあるのが宝永山だね。」なんて親に話していたら、近くにいたご老人がいたく感動していたことを思い出す。自分が小さい頃から慣れ親しんでいた存在だったのである。

しかし、その富士山について知っていることって少ないことに気づいた。
調べてみた。
文化財としての富士山
「富士山」 - 記念物(特別名勝:1952年11月22日特別指定)
「富士山原始林」 - 記念物(天然記念物:1926年2月24日指定)
「富士風穴」 - 記念物(天然記念物:1929年12月17日指定)
 全て半世紀以上前のことである。
そしてとっくに世界遺産になっていると思っていたら、まだだという。

世界遺産登録の動き
1990年代初めから、富士山をユネスコの世界遺産に登録しようという運動が行われている。当初は世界遺産のうちの自然遺産への登録が検討されていたが、地元調整がつかず環境管理(特にゴミ問題)が困難なため国は推薦を見送った。現在は文化的景観という観点から世界遺産のうちの文化遺産への登録手続きが進められており、2007年に暫定リストへ登録され、今後国際記念物遺跡会議による調査が行われることとなる。

だそうだ。難しいねぇ。日本人は家の中は綺麗だけれど、外には気を配らないことがあるからなぁ。

コメント
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