伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

大地震

2008-06-14 21:14:35 | Weblog

写真は、宮城県奥州市の中尊寺境内に立つ柱(正式名称を失念した。)だ。青空に血気盛んな雲が散らばり、それに向かって伸びている柱。

 かつて衣川の合戦があり、多数の命が散ったこの地の和平を願う象徴でもあったことだろう。その奥州市が震源地の大地震があった。


中尊寺前で
奥方ののりたんと、次男のつっくん


 自分が千葉県に住んでいるので「あっ、地震だ」という意識はなかったが、何か揺れている。少し耳鳴りもしていたので、また血圧が上がっているのかな、少し横になろうかなと思っていた時に目に入ったのは揺れている照明機器であった。揺れ幅が大きくて、時間も長かった。急いでテレビをつけると東北地方が震源地であった。

 家屋の倒壊、山肌の崩落、道路の寸断などの大被害で亡くなった方々冥福を祈り、被災された方々のために救援に何らかの形で手をさしのべたいと思う。


金色堂などで有名な観光客の集まる奥州市

 先日、火山噴火の映画(雲仙・普賢岳の火砕流被害を映画化したようなやつ)をやっていたが、その救助の方法としてヘリコプターしか考えられない状況に現地は陥っているようだ。

 宮城県栗原市栗駒では、周辺の道路がすべて通行止めとなり孤立した地区もあったという。
 日帰り温泉を楽しむため、栗駒山を訪れていた方の話では山頂付近の水飲み場で仮眠していた際に地震に襲われ、「下からドーンと突き上げられて飛び起きた。わき水が茶色く濁ってきた」ことで大きな危険が迫っていることが分かったと言う。周辺道路のアスファルトが山の形に盛り上がり、あちこちに亀裂が入っていたため、車で引き返すのを断念して徒歩で下山を試みたが、道路が完全に陥没しており、身動きが取れなくなったという。足止めを喰った群馬県からの観光バスの乗客約30人やほかの登山客約15人とともに路上で救助を待ったそうだ。

 「明日はわが身」、被災にあった方々の身を案じるとともに、私たちの命を守る意識を強く持つべきだと思った今日の地震であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ村Ping

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/okr7t7fen957