大人の勉強&フリーランス生活

働きながら通信制大学卒業、大学院の修士、博士課程を修了し、博士号を取得しました。

研究と働き方

2016年02月25日 | 社会人大学・大学院
私はキャリアや雇用に関する研究をしているのですが、
仕事はそれに関連したものではありません。

所属しているゼミには、キャリアコンサルタントや就職関連の講師、人事関係のお仕事をしている方が多いのですが、私はそうではありません。

キャリアカウンセラーの資格を取ったり、通信制の大学で産業心理を学びましたが仕事には至っていません。

チャンスもあったのですが、その仕事に就くことに自信がなかったり。

また、比較的時間の融通がつく今の職場が学び続けるためには良かったということもあり。
そういう点では恵まれた職場環境だと思います。

ただ、研究と関係ない仕事を続けることにコンプレックスを感じることもありました。

社会人大学院生として、普段の仕事で感じる問題意識や、会社によっては大量のデータを手にすることもできる。
そういうメンバーの様子を見て、遅れをとっているような気がすることもありました。

そんな中、研究を続ける上で、私なりに何か強みはないか、と考えました。

そして考えついたのが

「様々な働き方をしてきた」

ということでした。

アルバイト、契約社員、自営業、正社員、派遣社員(一般派遣、特定派遣ともに)…。

その立場になってわかることもありました。

正社員から自営業になった時は、社会保険や確定申告のことを、初めて自分ゴトとして考えました。
(国民年金、国民健康保険、税金でお金が飛んでいく~(^^;;)

それぞれの働き方の中で、見たこと、感じたことがありました。

その経験は無意識でも研究の中に反映されると思います。

ただ、経験しているだけに先入観に囚われないように思い込まないように、とも思っています。

研究を続ける上では、働く立場だけではなく、分析者の視点が必要なのかな…と感じている今日この頃です。