大人の勉強&フリーランス生活

働きながら通信制大学卒業、大学院の修士、博士課程を修了し、博士号を取得しました。

大学と専門学校の違い

2009年10月17日 | ITインストラクター
あくまでも私が勤務している大学と専門学校の情報教育の違い…なのですが。

大学では、各担当講師によって考え方が違うのですが、多くが

「自分で考える」

ということに主眼を置いています。

答えが同じなら、どんなやり方でも良い。
その答えを導くためにどうすれば良いか?

考えることが大切、という感じなのです。

なので、サブインストラクターとしては

例えば、SUM関数を忘れている学生さんがいても
関数を教えたり、オートSUMボタンの位置を教えることはありません。

「簡単に合計できる方法はありませんでしたか?」

など。

そんな言い方をして、自主的に考えてもらいます。

まぁ機能説明するより時間がかかってしまうので
サブとしては、もっと上手な質問方法はないか?迷うところです。

一方、専門学校では卒業研究などのために
パソコンを使いこなせる力を身につけてもらいたい

「効率的に作成するには?」

というところに主眼を置いているので
サブをしていも機能説明をします。

この場合、

「学生さんは本当に理解できているのだろうか?」

と、考えてしまいます。

私の場合、講義に遅れないように
ササっと説明を済まそうとしてしまうところもあるし…。
これも、もっと良いやり方はないか模索中です。

大学、専門学校それぞれに情報教育の位置づけがありますから
フリーの立場としては、それを理解して動くことが大切ですね。

むむっ、本当に日々気づきの連続です!