岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

背負い動噴を買いました

2014年11月07日 | 百姓
平成26年11月7日(晴れのち曇り)
今日はお天気はそこそこ良いんですが、寒い。風もあって寒いね。

今日は明日、出荷場がお休みなんで、ネギの出荷調整作業はお休みです。バイト君たちもお休みです。
自分は社長なのでお休みはありません。朝から出荷作業して、次に作業場で乾燥機、籾すり機を清掃して作業場を広くします。

そして、今日は注文していた動噴が届きました。これで、借用した35aに除草剤(ラウンドアップ)を散布して来年の定植に備えたいと思います。
これって17リットル用で4万円ですが、高いでしょうかね?自分的には安いと思いますが!どうでしょうか?



午後には「農地水対策事業」で自分は役員になっていて、何故か自分の休みに合わせて水稲向けの水門やポンプ等の防雪対策でシートを7か所に掛けて歩いたんですが、なんで役員ばかりでやっているのか疑問です。いつもメンバーが固定でどうもおかしい。この作業に出ると時間給が出るんですが、村民の大多数は会員なので皆に声掛けすればいいのに役員だけで作業を決定し、役員だけで作業し、手当を貰うっての、如何なものかな?

今日作業していて、草ボウボウの田んぼが沢山あって、それは農業法人が請け負った田んぼだったんですが、聞いたところによると、当農業法人が負債を1億円以上抱えて自己破産したらしい。
この農業法人は事業を手広くやっているし、従業員は若い人たちを使っているし、巷から頑張っている法人だなと思っていたんですが、自分的には一寸、懸念するとこがあって、’持つかなと思っていたら「やはり」でしたね。

この件は、別途、解説します。

では、明日も頑張るよ。                                                                                                            


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ネギ部会役員会模様

2014年11月06日 | 百姓
平成26年11月6日(晴れ)
今日は風も無く穏やかな日和です。気温が17度もあって、10月中旬の気候です。毎日こんな感じで過ごせればいいですね。

さて、今回はネギの価格暴落に関して本JAのネギ部会の緊急役員会がありましたので、掲載します。価格暴落の対策かと思ったんですが、次年度のJA独自助成についての協議が主題でした。

前段で価格暴落の要因についての説明は基本的に市場に集まるネギの物量が多過ぎての価格暴落ということです。北海道、東北産が潤沢な出荷があり、物量が溢れているいるという。北海道産が9割程が出荷されていて物流が減る可能性があるから、価格が上がる可能性があると言いますが、これから関東産が出てくるので、価格が上がってこないことは明白なんですがそのような簡単な説明で終わりましたね。何の解決にもなりませんでした。

そこで自分の発言で運搬費が売り上げの平均13%引かれるんだけど高すぎるから何とかしてほしいと行ったんですが、ガソリン価格が上がっていることや、運送会社が震災対応で太平洋沿岸に重点的にトラックを回しているので、こちらが手薄で費用を上げざるをえないという説明ですが、納得いかない内容です。運送会社を複数社入れて入札すれば下がると思うが業者の言いなりで何もしないJAには不満ですね。

ネギの出荷コストは以下になります。
①市場利用費  9%
②全農の経費  3%
③当JA経費  2%
④運搬費    13%

自分のネギ出荷収入は概ね73%です。運搬費が穴出していることが判りますが?これが平均で出荷量に応じて日によって増減します。日によっては運搬費が25%の時もあります。

ネギの価格が暴落しているのに、コストが上がっていて実入りが悪いですね。

アルバイト君たちを2名雇用しているんで、少なくても彼らの給料は確保しなくてはね。

本宮A(夏扇4号)ですが、伸びすぎで圃場全体で棒ねぎ状態で、ほとんどがB品で価格が安いが出荷は続けます。残り10a残っています。ここはお客さんが喜ぶんで直売でも出荷します。

本宮B(関羽一本太)ですが、程良い伸びでA品率が高くて契約コンテナ出荷に適しているんで本宮Bのみ収穫出荷すれば、雪降る前に2週間か3週間で終了するんですが、アルバイト君たちのために本宮Aも収穫して出荷しています。

つまり,B品も25ケース出荷すると彼らのバイト代になるんでこれからも本宮B:本宮A=2:1の割合で収穫して出荷します。

ネギは見通しが暗いし、仲間のネギ農家さん達もモチベーションが下がって、出荷量が激減しているけど、これからも頑張って出荷しますよ。



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これからの農業の自己流考察

2014年11月03日 | 百姓
平成26年11月4日(曇りのち晴れ)風が強いね。

昨日は朝から台風並みの風と雨でネギの出荷調整作業も作業所のシャッターを閉じて行いました。凄い風で家の周りの固定していない物は吹き飛んでしまいます。台風の時は全く風が吹かなかったんですが、今回は凄い風です。

昨日は新アルバイト君の初仕事です。仕事の流れを説明して根切り葉切り作業をお願いして、どのくらい働くか、気が効くか見ていたんですが、言われたことはきちっとやるし、新しいことを教えると直ぐ覚えてやりきります。流石、26歳の若者です。合格でした。

前からのアルバイト君も含めて、今回も良い人が来てくれましたね。こんな人たちがフリーターでいるなんてもったいないですね。今回の彼も来年には正社員雇用してほしいと言っているんで、自分としては農業経営体力がまだ出来て無くて正社員雇用で2名は来年は辛いですね。
来年の2月~6月まで彼らを別の事業所にバイト斡旋していて先方から了解を得ているんで、上半期は大丈夫ですが、7月~こちらで採用すると7月からの彼らの給与を確保しなくてはなりません。そういうう経営規模を模索しなくてはなりません。今年のオフは経営形態の机上検証で大変ですね。バイトに行けるかな?

本題に入る前に懇話休題です。

チップそうを買ったときに自分が安いよと言ったら一緒に買ったおじさんの話を一寸記載します。暫く、場内を一緒に見学していたんでいろいろと話をしたら面白い話を聞けました。
彼は60代半ばかな?彼氏曰く、数年前に宅地を買うことにし、地主の税金明細を見ていたら田んぼがあることが判って、宅地と併せて、田んぼ80aを追加100万円で買ったそうです。そこで作業委託中心で水稲をやっていたらしいですが、昨年までは赤字にならなかったが、今年は米価の低迷で16万円の赤字になってしまい、今年で農家を辞めるということでした。来年からは田んぼを貸してそこから得る4万円程の賃料で自分たちの飯米を買うことにしたということでした。
ここでも農家を辞める人が1名いました。100万円は無駄な投資でしたね。
近くだったら借りようと思ったら、隣の市でしたので断念しました。

交換会に行って、午後に農機販売会社の自分担当のセールスエンジニアと話していたんですが、お客さんは午前中にどーーと来て、午後にはほとんど居ないという閑古鳥状態で暇そうにしていたんでどうしたら安定化する農業経営が出来るか議論していました。

やはり、今、政府は農業者の経営の強靭化を図るために、弱小農家は切り捨てて、農地をやる気のある農家に集約して大規模化を図り、他国(主にアメリカ)との競争力を付けるということですから、これで方向性を示された訳なので経営できないので逃げるか、その制度でも挑戦するかということですね。この政府のやり方については、先の伯父さんも言っていましたね。今の政府はダメですね。

大規模農家に挑戦することにして、どうしたら経営規模を拡大して経営できるか?40ha規模で議論しました。

先ず、基本は収穫から考えなくてはならず、40ha規模で考えてみました。

①稲刈りを2ha/日実施したとして、40haの場合、刈り取りのみで物理的に20日間かかります。
②乾燥機は1日2ha分の乾燥機を準備しなくてはなりません。乾燥機を3機導入するとなると作業所は天井が高い建物が必要です。
③乾燥した籾をストックする室(倉庫))が必要です。何haストックするかで規模が決まります。
④コンバインも2ha/日刈り取れる機種が必要です。
⑤田植えに関して、この規模だと8条植えが必要ですね。
⑥苗は購入では経費が膨大で、コスト的に課題があります。自家植え機が必要になります。
⑦圃場の確保ですが、山の方の条件の良く無い圃場は黙っても借りられますが、良い条件の圃場はアプローチしないと借りられません。SEは自分家の地域には田んぼは20haしかないので他村から借りないと40ha規模は出来ないということでした。規模拡大も難しいね!

そこで大規模化の向けての費用について、SEと議論して以下の結果が得られたので掲載しておきます。

①圃場の確保ーーー借地中心でほとんど無償で行きますが、自分の村でも全体でも43haしかないので他村からも借りないといけない。
②作業所は乾燥機が3台入る規模が必要です。構築費は概算で1000万円が必要です。土地は別です。土地の選定ですが、大型トラックが入る幹線道路に隣接しているところが基本です。
③乾燥機は3機必要で250万円×3機で750万円
④籾摺り機を2台購入 100万円×2台
⑤草刈り機は2台追加購入 5万円×2台(一人での田んぼの畦管理でバイトを使います。                 
⑥田植え機 8条機 400万円×1台
⑦その他、小間物類

それぞれを合計してみると,
1500万円(作業所)+750万円(乾燥機)+200万円(籾すり機)+150万円(電気、水道工事代)+500万円(コンバイン)+運搬用トラック(中古で200万円)+300万円(田植え機)+トラクター(買い替え500万円)+フォークリフト(50万円)

前記の合計が約4000万円でその他想定外の経費で1000万円でトータル5000万円を投資できれば、今の設備を全て公開して、簡単に大規模水稲農家になれます。

夢の大規模農家になるんですが、その後が怖いんですよ!それについては、別途、掲載します。

明日もネギの出荷調整作業です。
ただ、ネギの価格が暴落しているんで、緊急役員会が明日、開かれるんで事務局(JA)から何を言われるんだろう!言い訳オンパレードと想定が付くけどね。一応聞いて来ましょ!

明日もネギの出荷作業ですよ。


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種苗交換会で買ったもの

2014年11月02日 | 百姓
平成26年11月2日(曇りのち雨)

気温は比較的暖かいが、お天気がグズついています。
自分的に連休明けでネギの出荷調整作業をしました。体調が思わしく無くて、血圧が高めの様でめまいがしますし、目が充血しています。働き過ぎなんですよね。休みたいんだけど、ネギのコンテナ出荷契約があり、従業員もいるので休めない。農業ってこんなに辛かったんだ??!
明日から新規のバイト君が来るんでネギの出荷調整作業や体調が楽になるか期待感一杯です。

さて、交換会の話ですが、今回買った物を掲載します。草刈り機のチップ曹ですが、3枚で1000円(税込み)です。超お買い得でしょ。1枚333円ですから、騙されたとしても安い。もう、一組買った方が良かったか今更ながら思った次第です。




その他にゴムコーティング手袋10双で1000円(税込み)です。百円ショップより安いです。

それから、「野菜の苗作り」という本を購入してきました。実は、昨年購入しようとしんですが、買わなかったんで今年は最初から買おうと思っていたんで、今回行った目的の一つです。
自分の野菜苗販売でお客さんのオーダーが多様化して来て、もう既に具体的にこの苗が欲しいとか、接ぎ木苗が欲しいとオーダーが入っているんでいるんでトマト、ナス、カボチャは経験済みなので苗の栽培は大丈夫なんですが、それ以外の苗は一寸、心配なのでマニュアルを購入したんです。

ということで、交換会には交換会価格があって、超サービス品目があるんでそれを探すのが楽しい。

実はこういう小物ばかりでなく、今回は背負い動噴(エンジン式17リットル)も注文しました。交換会価格は4万2千円ですが、噴口を2種類付けさせて4万円で注文しました。これも交換会価格ですかね?

まあ、必要なものはこの機会に安く購入するということですね。販社は売り上げが欲しいし、自分は通常価格より安く買いたいという利害が一致してウィンウィンかな?販社はそれでも利益があるから問題無しということでした。

それ以外に、中古の田植え機を要望していたんですが、今年の米価の低迷で農家を止辞める人が目白押しで良い物が出てきそうだということです。期待して待っていましょうかね。

コンバインも更改時期になっていてコンバインの中古(新品価格500万円、使用100h)が170万円で中古の出物があって、良い商品で買いたいんだけど自分の規模ではオーバースペックで悩んでいる。

今、凄く悩んでいる。農器具を全て更改して規模拡大(田んぼ50ha)で一気に勝負に出るか、経営体力を蓄積していって3年後くらいに攻勢を掛けるか、凄く悩んでいる。

5000万円投資出来れば、大規模農家の仲間入りができるし、自分の机上計算で年収1000万円は確保できるんだけど、超悩む!!! 1000円で喜んでいる自分と5000万円を議論している自分のギャップに自分で驚いている。

国が小規模、中規模、中途半端な兼業農家を潰しにかかっていることは皆知っていることで、ここで農業の転換期にあたり、今どうするかが問われていて、自分も細々とやって行くか、大規模化を目指すか超悩んでます。これについては交換会などで収集した情報等から次回、解説してみたいと思います。

それにしても交換会は楽しいですね。今後も毎回行きますよ!


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種苗交換会に行ってきました

2014年11月01日 | 百姓
平成26年11月1日(曇りのち雨)
今日もネギの出荷調整作業は出荷場の休みで今日も休みです。でも、雨が降る前にネギの掘り取りも9時までやりましたよ。

いずれ雨で外作業は出来ないんで、種苗交換会に行ってきました。男鹿市なので自分とこところから100km位なんですけど、情報収集で行ってきました。

主会場の入り口です。男鹿なんで【なまはげ】が迎えてくれました。



今回はネギに関して掲載します。
色んな作物が出展されているんですが、今回は重点的にネギを見てみました。農林水産大臣賞や県知事賞のネギで流石、立派ですね。しかし、出展はLサイズのはずだったと思うんですが、全て2lサイズですね。そりゃあーー立派に見えるでしょう。



今回は自分は出展するのを忘れてしまってここには展示されていません。でも、自分のネギを出したら超立派だったでしょうね。だって、ほとんどが2Lサイズですからね。

3年連続で1位で表彰されている人がいるんですね。確かに立派なネギですね。しかし、出荷全体が立派なのでしょうか?展示出荷するために良いネギを出荷したら、その中で優劣を決めるのはどういう具合に決めるんでしょうね???



今年は出展するのを忘れたんで来年は出展するぞ!目標!農林水大臣賞だ!

明日は、農業の現状に関して色んな情報を仕入れてきたんで数回に分けてけ掲載します。

今日は疲れたのでこんなとこで!


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