岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

水稲損害評価講習会及び検見協議会に参加

2016年09月16日 | 百姓
平成28年9月16日(晴れ)
今日は広域農業共済組合主催の掲題のイベントに参加してきました。このイベントに参加するには各地域から1~2名選出されていて自分も昨年から担当になっています。今日はネギの出荷は休みなんで、本イベントに参加してきました。



先ずは講習会前の検見競技会ですが、指定された圃場の稲の状況を見て、反収を当てるというものです。田んぼには評価員が続々集まってきました。



これが評価用の圃場です。昨年と同じですが、オーナーは自分の知っている人でしたが、肥培管理が上手くいってませんね。穂が短い、雑草が多い、騰熟していません。排水も適宜に行われていない様に思います。昨年は水があったのですが、今年は排水は上手くいってるようでした。



全体的に結構、倒伏状況にあり、畦際も稲の穂が短い、穂が揃って無い等、明らかに標準収量に行ってないと思いました。



検見圃場2番目ですが、こちらの圃場は肥料が足りないのか穂が短い、穂の籾の数が少ない、稲穂が頭を垂れていない等、良い肥培管理はされていませんでしたね。併せて畦の草対策で除草剤を散布した様で、稲がかなり影響を受けていましたね。



この地域の検見の評価員は50人くらいいましたね。ベテランの農家さん達ですね。つまり、70代中心の農家さんたちでしたね。



と、言うことで検見結果を記載します。これが報告書です。



地域の公民館に移って、市内全域の評価員が揃って講習会と検見結果の発表です。



講習会では地方振興局の普及員が今年の天候や気温の数位などの講義していただきましたが、特に目新し内容は無くて本会の余興ですかね。見た目は男性のように見えますが、20代の女性ですよ。話し方は一番、コナレていて、広域農業共済組合の所長よりも話術が上手くて若いのに場数を踏んでるなとと言う感じで若者頑張れでした!



検見結果ですが、大ハズレでした。各圃場とも滅茶苦茶生育が悪くて評価員同士でも良い評価が誰も出しませんでしたし、昨年、これ以上良い出来だったにも関わらず共済組合が出した評価がかなり悪かったんで、今年は自分の評価に8掛けにして評価書を提出したんですが、今回も2圃場で200kg以上ズレていましたね。今回も明らかに生育が良くないと思ったのに共済組合の出した評価は標準以上の反収600kgでした。自分の評価は540kgに昨年の共済組合の評価傾向を加味して500kgで報告したらもろに判断ミスでしたね。

自分の検見評価はまだまだですし、スキルアップはもっと経験を積まないとね。極めた頃には農家辞めていたりしてね。

今日は家の脇の圃場(5アール)の草取りして、追肥して土寄せしましたが、明日もネギの出荷はお休みなんで、小田道Cの草取りと追肥と土寄せをする予定ですが、ネギの掘り起こし作業もあるんで出来るとろまでやります。一人百姓は辛いね。体がもう一つあったらもっと、バリバリ作業出来るんですが、身の丈百姓を頑張ります。


頑張っているんで、プチットお願います。
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