岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

ブロッコリーの朝採りは無理だった

2020年06月25日 | 百姓

令和2年6月25日(曇り)

昨日までは体調不良という怠けで農作業はしていましたがノンビリ農作業でした。一昨日は晩酌の途中で寝落ちしていてブログどころではなかったですね。昨日もモチベーションが上がらなくてねぎや野菜の防除したり、自分の作ったキューリのQちゃんの岳仁ヴァージョンを畑に来た婆さん達に振舞ってモニタリングしていました。食べさせられて不味いとは言わないけど、自分の自信作だったですが、自分的には一寸、塩辛い感じがしていたんですが、ご飯のお供だったらこの位の塩辛さが良いと意見を頂きましたんで自信作になりましたね。

今日はキャベツとブロッコリーの市場出荷しようかと思って朝3時半から畑に行ってブロッコリーの収穫をして出荷調整作業をしたんですけど、朝5時までに出荷は出来ませんでした。朝3時は薄暗くてふろっこりーの花蕾の確認も難しくて、山で使うヘッデンを点けて収穫したんですが、収穫は何とかなりましたが、ハウスに戻って葉や茎のカットなどの出荷調整したんですが、意外と時間がかかって一人百姓では朝取り出荷はむりだと解りましたね。なので収穫したブロッコリーは箱詰めして予冷庫に入れました。明日の朝出荷します。朝採りで出荷するには、一人百姓では朝2時から作業しなくては市場に5時には出荷で来ません。八ヶ岳山麓の高原野菜の収穫を夜にサーチライトを点けて収穫するというのは理解できますね。

春キャベツとブロッコリーの出荷は今月中には終了させたいんで、出来れば直売で捌ければよいと思っていましたが、キャベツが大分大きくなって限界に近いので市場出荷に切り替えました。

ただ、キャベツは直売でも良く売れていて1日 12~15個くらい売れていて順調に捌けているんだけど、何せ、定植数が多すぎて捌ききれない。畑は大部空きすきになってきているんですけど、これでも130株は残っています。何とか今月中には捌きます。

ブロッコリーは直売では1日10個前後なんですが、市場や巷に出回る数が多くなってきてスーパーの販売単価も自分の単価より下がって来たけど、自分的には新鮮で売っているんで価格は変えないですけど!畑に残っているブロッコリーをカウントしたら180株残っています。此れも今月中に畑を空にしたいですね。

という感じで、それなりの農作業はしていますが、ここ10日程雨が降らなくて畑が乾燥していてねぎの追肥と土寄せをしていなかったけど、今日夕方から雨が降ったので明後日頃に夏採りは追肥はいらないんだけど、一寸だけ追肥して小田道Aは土寄せしたいと思います。

明日は午後はJAの総代会なのでキャベツの収穫と出荷は一寸少なめかな?でも明日は1日雨なんで作業辞めるか?

明日もそれなりの作業をしますかね。 

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4 コメント

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Unknown (北海道のネギ農家)
2020-06-26 19:39:46
岳さま、
低温注意報の十勝です、雨らしい雨は降らずひたすら寒いです いつからお日様を拝んでいないか

ブロッコリーの朝採りですが 花蕾の温度の低い早朝に採るのは原則だと思います。
ただ、間に合ったとしてもそのまま市場に出すのは微妙かと、通常は朝採りして即 予冷一昼夜
それから出荷すると鮮度の落ちが全然違います!
消費者にとっては朝採り予冷 翌日出荷が一番なんだと思います イメージとしては採れたてが一番と思われがち
ですが。我が家はネギをはじめスイトコーンやキャベツ、レタス、大根など何でも予冷してから出荷してます。
予冷ですか? (岳仁)
2020-06-26 22:10:54
北海道のネギ農家さん こんばんわです。
北海道はそんなにお天気が不順なんですね。予想もつきませんでした。農業は基本はお天気ですから、お察し申し上げます。
さて、ブロッコリーの市場出荷ですが、市場は24時間受け付けなんで、昨年出荷した時に市場がオープンな建物で空調も無く外気と同じ室温だったんで若干、痛んで担当者から朝取りで出してくれという要望があったので朝早くヘッデンを点けて収穫して出荷調整したんですが、一人なので半分も箱詰めも出来なくて、結局、予冷庫に入れて次の朝(今日)したのです。図らずも、結果は良かったのですね。
そうですか、予冷が大事なんですね。確か、八ヶ岳山麓の高原野菜も真空予冷庫で予冷して保冷倉庫で十分、保冷してから出荷すると言っていたのはその意味だったんですね。
野菜は取れたてが一番だとばっかし思っていましたが、認識不足でした。折角、予冷庫を購入したんで活用すべしですよね。勉強になりました。いつもありがとうございます。
でも、直売所は朝取りでも良いですよね。農業は奥深いな!
予冷について(補足) (実家は元農家)
2020-06-27 20:04:10
野菜は収穫されても呼吸をしています。呼吸は人間同様に代謝作用の一種なので呼吸熱が発生し、野菜の品温を上げてしまう訳です。収穫した野菜は「発熱体」として考えて貰えれば分かりやすいかと思います。野菜は品温が高いほど呼吸量が増え、発熱し、その熱が内側にこもることで野菜の品温を更に上昇させることに繋がります。故に野菜の発熱を抑えて品質保持をする為に予冷といった低温処理が必要になるのです。

予冷には二つの効果があります。一つ目は収穫時の高い品温を素早く下げて代謝をゆるやかにし、成分の消耗や老化にブレーキをかけること、二つ目は出荷後の流通中の品温上昇を抑制して品質の悪化を防ぐことです。予冷の目標到達品温は5℃程度とすべきですが、とりあえず10℃近辺にまで早く下げたいものです。北海道のネギ農家様のように一昼夜予冷すれば品温は5℃程度まで下げることができると思います。

フィルムや箱で包んだ状態では品温は中々下がらない(コンテナは逆に穴が数多く空いているので冷えやすく品温が下がりやすい)ので朝収穫後にコンテナに入れたまま予冷して夕方か翌朝に調整して出荷するという方法を取ると良いと思います。夕方であれば半日程度予冷されているので野菜の品温がそれなりに下がっているので調整後に箱詰めして再度予冷したとしても品温は上がらないと思いますし、翌朝は予冷庫から取り出して市場に運搬するだけなので朝の作業にもゆとりが持てるでしょう。
予冷って大事なんですね (岳仁)
2020-06-27 21:53:39
実家は元農家さん こんばんわです。
いつもありがとうございます。野菜の予冷の大事さが良く判りました。自分は予冷、保冷は出荷調整に使うのかと思っていました。今更ながら、予冷庫はもっと大きなものを購入すべきでした。失敗です。一人百姓でも一日、タップリ収穫すると自分の予冷庫では狭すぎます。部屋タイプの8畳くらいの予冷庫を買えばよかったと今更ながら反省しています。
ただ、予冷庫の活用で朝(4時)に市場に運ぶだけなんで朝の稼働には余裕が持てたことは大きいです。
本当に今回は勉強になりました。ありがとうございました。

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