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岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

超迷惑な農家

2016年08月22日 | 百姓
平成28年8月22日(曇りのち土砂降り)

なんか台風が来ているらしいけど、お天気が今一、台風ぽくないが、午前中は超蒸し暑くて何度着替えても汗でビショビショです。気温は32度位あったようです。

今日はネギの出荷場がお休みなんで朝5時からネギの全畑を防除して、午前中はネギの掘り取りを2日分やりました。写真はありませんけどね。

お昼から土砂降りなんで、ハウス内で明日の出荷用の段ボールを組み立てたり、田んぼのヘリ防除用の立て札を作ったりしました。

では、本題に入りますが、先ずはネギの出荷調整作業風景です。昨日は一人作業で5kg/箱×18箱で90kg出荷しました。一人作業で記録です。でも、明日は100kg出荷目標です。
やるぞ!



午後はヘリ防除の立て札を建てるために田んぼに回ったら、ひどいことになっていて頭に来たので一寸、掲載します。

ここは自分の田んぼの上の田んぼですが、畦が一部草刈りがされています。主でなく道路向かいの農家が刈ったようです。何故なら「草ムネ」という雑草がたっぷり生えていて向かいの農家さんが頭にきて刈ったようです。
草ムネは黒い実(種)が付くんですがこれが米に混じっているとJAは受け取りません。水稲では最悪の草なんです。自分の田んぼの上なんで、自分も必死に刈っているんですが、お盆で見逃していたら、又、ボウボウに生えています。



自分も頭に来たんで全部の畦を借りました。写真は刈り取る前の写真です。右が自分の田んぼです。上から種が流れて来るんで水口も開けられません。




他の田んぼにも回ってみましたら、水路の水が溢れて田んぼに入っています。こちらの田んぼの主は真面目な農家で秋に田んぼの乾きが悪いということで溝切りを手でやって畦に泥を積み上げているんですが、水路の水が全て田んぼに入っています。



水路に流入する水を最上部で止水したんですが、この上流には自分の田んぼが80アール有ってその上に問題農家が2名いて、その田んぼに水がかけ流し状態で水路に水が溢れて流れてきます。なので水路の水が少なくならないんです。



問題1

田んぼの畦の草を刈らないので、水路が詰まって水が流れないんです。完全に止まってます。



問題2

畦と水路周りの草を刈らない。草ムネが繁茂しています。下流の人は大迷惑ですね。



何故、草を刈らないんだろう?58歳なので高齢と言う訳でもない。周りに迷惑をかけているのが判らないのか?第一、田んぼの巡回に来ているのを見たことない。
草ムネが盛り上がっています。



可哀想に向かいの田んぼの畦にも草ムネが生えています。写真では良く見えないかもしれません。元凶はこの馬鹿農家です。



前にも書きましたが、草ムネの種(黒い小さな粒)が米に入るとJAは入荷拒否します。なので色選別機を通して出荷しなくてはならず、500円/30kgの費用がかかるので膨大なコスト高になります。馬鹿農家の下流の田んぼの農家さん達は超迷惑です。
馬鹿農家は、これだけでなく畑の草も刈らないし、問題が多過ぎで、自分は直接文句言います、が、田舎の人たちは馬鹿農家が居ない寄り合いなんかでは文句を言うんですが、直接言いませんね。優しんでしょうかね?自分に良く愚痴をこぼすんですが、文句を言わないと判らないと思いますよね。JAも指導したんですが、聞く耳持たずですね。自分は直接文句言うので、煙たがってるみたいですけど、言わないと判らないからね。

問題児はもう一人いて、こちらも田んぼの畦の草を刈らないんですが、今年、80歳になったら急に態度が変わって、畦の草は幾らか刈って後は畦に除草剤を掛けてましたね。自己中なので地域の人は誰も相手しませんけどね。

後は、他所の地域から来て水稲をやってる50ヘクタールおじさんですが、こちらも畦の草をほとんど刈らないので地域の人たちは相手しません。なので、最近は肩身が狭いのか、挨拶もしなくなったし、作業も朝早くか、夕方暗くなる頃に来てやってますね。

居舎に来たら、いろんな人がいて飽きないんですが、他人に迷惑をかけるのは如何なものかと思っています。

今日は一寸頭に来たので記事にしてみました。
今は雨が音がするほど降ってますが、風は無いみたいですね。

明日は、ネギの出荷の一人作業で100kg出荷に挑戦します。頑張るぞ。

頑張っているんで、プチットお願います。
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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (天空のネギ親父)
2016-08-23 13:43:47
相当頭に来ているみたいですね(笑)
血圧が上がりますから、時々は愚痴をこうやって書いて、ガス抜きをして下さい。
ネギの作業は腰が痛くなるので大嫌いです。畑をかけずるのは、何か気持ちが良くて大好きですけどね。
皮むき等の作業は奥さんとお袋に、出来るだけお願いしています。
適材適所ですw^^
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血圧上がりまくり (岳仁)
2016-08-23 21:02:03
天空のネギ親父さん こんばんわです。問題の3農家が何故か自分の田んぼに全て隣接していて水管理しなくて何時も水をかけ流しで草ムネやノビヒエの種が流れ込んできて超迷惑しているんです。これが晩酌しているとカリカリしてきて過激な記事になってしまいます。ご容赦を!
ネギ作業!楽しいじゃないですか。自分は一人百姓なので自由気ままで好き勝手にやってます。人に作業をお願い出来るなんて羨ましいです。
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雑草対策 (実家は元農家)
2016-08-25 19:35:58
草刈りを楽にしたいのであれば非選択制の除草剤を6~7月の雑草生育期に一回、稲刈り後の9月~10月に2回目を散布することで雑草の密度はかなり抑えられます。水田の畦だと崩れ易いところが多いので接触型除草剤(薬剤が触れた部分だけ枯れるので雑草の根が残る)であるバスタをお勧めします。稲への影響を避ける為に草丈が15~20cm以下で風の無い日を選んで飛散防止カバー付きノズルを用いて散布圧を低くして散布するのがポイントですね。

草刈り機も刈払い機が未だに主流ですが振動や騒音がダイレクトに体にきますし年配の方や面積をこなしている方には畦草刈り機をお勧めします。中でも「スパイダーモア」と呼ばれる畦草刈り機は操作部と本体が離れているので振動や騒音が手元に届きにくいのと刈払い機で大変な急斜面も畦道の上から安全かつ楽に刈ることができます。1回あたりの作業時間は刈払い機と比べると4分の3くらい疲労は半分くらいですね。

刈払い機と違って草が長い状態で刈ると高負荷になって刈る速度の低下や刈り取ることが出来なくなるので1シーズン4~5回程度はこなさなければなりませんが前述した様に作業効率や疲労を考えると良い機械だと思います。機体重量が45kg以上ありますがアルミブリッジまたは木製の足場板を使えば軽トラにも楽に積めますしハンドルは軽トラの荷台枠等に固定することで安全に運搬することができます。

思い余って書いたら農協の人間の様なコメントになってしまいましたが私は農協の回し者でもないのであしからず(笑)
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流石です (岳仁)
2016-08-25 22:00:02
実家は元農家さん こんばんわです。いつもありがとうございます。自分も昨年から除草剤を使用しています。中干しになって水路に水が流れなくなったときに水路脇や斜度のキツイ畦に散布しましたら草刈り作業が格段に作業性が良くなりました。畦全面に散布すると見た目悪いので草刈り作業でキツイ場所や水路を塞ぐような場所に散布していましたら、何時も水路が水の流れが良くなりました。
「スパイダーモア」は購入を検討中です。ブログで本田が出てくるんですが自分の隣の農家さんが良い人たちで何時も境の畦を刈ってくれるんです。自分も何時も悪いんで早めに草刈るするんですが、刈り払い機で刈るもんだから、綺麗にならなくて、後でモアでまた刈ってくれるんで何時も恐縮しているんですよね。刈り跡が綺麗なので「スパイダーモア」は素晴らしいなと思っています。自分の水稲規模では刈り払い機で1日~1日半で全て草刈り出来るんですが、一寸、検討中です。
自分もそれなりに勉強していて、逆にJAの職員にアドバイスしている位です。が、実家は元農家さんは、当地のJAの職員よりもスキルが高くて凄く、自分も凄く勉強になっています。いつもありがとうございます。
自分は定年まで滝沢に居ましたが、盛岡ですか?
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Unknown (実家は元農家)
2016-08-29 20:02:42
当方は盛岡以南の北上川中部地域在住です。
祖父が生前1ha規模の米農家だったこともあり肥料会社に勤務していた時は農家に中途半端なアドバイスをするのは無責任だと思い必死に農業について勉強していました。自分はどちらかというと口下手な方だったので農協の経済部や全農を接待しているより県の普及員や農協の指導員、農家と意見交換している方が気楽で楽しかったですね。

年に数回農協の作物部会に出席していましたが農家さんはお酒が強い方が多いですね(^^;午前様になっても普通に5時から草刈りと田んぼの水入れやるんだって聞いた時は目が点になりましたよ(笑)酔い潰れた競合メーカーの営業マンを宿まで連れていき貸しを作って後々農協の肥料品目選定会議で有利に立ち回ったこともいい思い出です。
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岩手、懐かしいですね (岳仁)
2016-08-29 23:45:18
実家は元農家さん こんばんわです。岩手、離れて4年目ですので懐かしいですね。30年もいましたからね。仕事で岩手県内隈なく歩きましたから、実家は元農家の居住は岩手県でも金札米の米どころあたりでしょうかね?やはり、勉強家だったんですね。自分も金ケ崎の農大で農業を勉強したときに夜、寮で毎晩酒盛りしながら県の普及員や指導員、新規就農農家さん達と農業の将来や夢について語っているときがとても楽しかったですね。酒が強いのは年寄りで若い人たちはあまり飲めませんでしたね。自分も若い時は二日酔いがありましたが、最近は二日酔いの記憶が無いですので、多分、アルコールに鈍くなったんじゃないでしょうかね(;^ω^A。 ま、歳いくと朝早く勝手に目が覚めるんで( ̄Д ̄;) ガーン!
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