岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

脚力勝負! 天城山縦走

2010年01月25日 | 岳と登山
1月23日(土)晴れのち曇り

富士山を見たくて伊豆の天城山に行ってきました。
当たり前の話ですが、雪はまったくありません。寒さは0度位かな?若干、寒い!

東京駅 5時20分発の始発の東海道線に乗って熱海で伊東線に乗り換えます。
伊東駅から天城高原ゴルフ場までゴルフ場専用バスで上りますが、乗客3人、それも登山者のみ!





バスの中から富士山が見えました。綺麗に見えて圧倒されます。写真は後にします。
ところがこれが大失敗。登山道、縦走路からは富士山は木々の間からは見えるものの
展望はまったくありません。ガッカリ!

天城山縦走路入口 出発8時55分出発。 展望がないので通過点の記録になります。





登山道はこんな感じで、お山としてはあまりキツくはない道を登っていきます。






あっという間に万二郎岳(1300m)頂上に着きました。9時38分 汗をかく暇もない。
先行者6人!バス組トップで上ったのでマイカー組ですね。





下田方面で相模湾は見えますが、霞んでいます。綺麗なブルーの海を期待していたんですが!





万二郎岳から万三郎岳への道です。アセビのトンネル道があります。





こんな感じの道で展望は全くありません。
一旦、下り登り返します。




50分ほどで万三郎岳(1406m)の頂上に着きます。
記念の日本百名山の30座目 です。
百名山登頂を目指していないといいつつも3年で達成です。





期待の富士山ですが、この縦走路ではこれが最高の富士山です。
写真ではよく見えませんが、大沢崩れが見えます。例年より山肌が出ていて、今年は
雪が少ないんだと思います。暖冬ですね!




小岳から戸塚峠に向かう道の途中に唯一こんな場所があり、一寸、登山気分!





戸塚峠(11時22分)です。何の変哲もありませんが、広い広場になっています。
ここで昼食のおにぎりとりんご1個を食します。
水は1リットル持ちましたが、ほとんど飲みません。というか汗もあまりかかないので
飲みたいと思わない!




ひたすら歩いて、八丁池に到着(13:10分)です。
一寸、ハプニングで1時間ロスしています。この後、モチベーション下がりぱなし!
理由は言わない! 内緒!





八丁池から天城峠に向かう道で片面崖で道が細いですが特に危険箇所はありません。
途中、がけ崩れで迂回路が結構あります。展望が無いので、ひたすら歩きます。
トレランの若者が時折、追い越して行きます。関東はトレランが盛んですね。





途中、水生場があり山葵田のようで3箇所ほどありました。水が豊富ですね!





漸く天城峠に到着(14時50分)。 八丁池から下りで1時間40分はかなり遠い。
展望でもあれば、気分転換になるが、特に何も無いので歩いていて飽きてくる。

意外と狭い! 天城超え達成! 随分、歩きました、6時間20分 走破約20km!




ここで今回のお供のザックです。日帰りザックにしました。雨具とシュラフ、コンロは持ちません。
2日分の着替えと食料、水とカメラのみです。やっちゃいました2泊3日でこのザック!




天城峠から15分下ると旧天城トンネルに出ます。
伊豆の踊り子は天城峠と天城トンネルのどっちを通ったでしょうね?
石川小百合の唄なら知ってるが!




天城トンネルからバスで河津駅に出ます。
バスには乗客が自分ひとりで運転手さんのすぐそばに座ったら運転手さんがひたすら話しかけてくる。
運転手さんが言ったことを最後にまとめておきましょう。




疲れたのでさっさと東京に帰ってたっぷり飲んで休みましょう!
タイミングが良く、スーパービュー踊り子号に乗れました。





座席は広く、窓は頭の上まであり、太平洋一望です。
女性アテンダントも4名いて、制服や荷物収納庫が飛行機と同じで飛行機に乗っているみたい!





オーシャンビュー 伊豆大島が見えます。実際は写真より大きく見えます。
大島の右側に利島と新島も見えます。
伊豆からだと意外と近い!





反対車線に「黒船電車」というのが走っています。伊豆急の電車ですね!




向こうの電車が移動したのでボケてしまいましたが、海側の座席は全て、海側に向いていて
座席もソフア椅子になっています。超面白い!オーシャンビューが売りなんですね。伊豆急!



ということで今日の山行は終了です。

百名山的評価は頂上も縦走路も展望が無く、距離が長く、6時間も歩くのみなので「☆一つ」

最後にバスの運転手の講釈
①河津さくらは超有名であと2週間で桜祭りが始まる。7000人の住民の所に200万人位のお客さんがくる。
②桜祭りの時期はバスも車も身動きできなくなる。電車で来るのが良い
③河津桜は花が1ヶ月位咲いているので、桜祭りは計算できる。1年の稼ぎをこの1ヶ月で稼ぐ。
④河津町は桜のおかげで黒字で、下田市が合併を申し出ているが、河津町では断っている。
⑤静岡空港は開港して直ぐに赤字経営。乗り入れる飛行機会社も少なく、仕方ないので
 空港推進派が飛行機会社を立ち上げたがそこも赤字で倒産の危機。
⑤静岡空港の開港に反対派の立ち木が邪魔して開港できず、県知事が辞職と交換にその立ち木を切らせたこと。

などなど、タクシーの運転手とお客の会話的感覚で1時間バスに揺られていました。

1時間分、掲載したら読み物になってしまうからやめます。

でも、面白かった!ただ、河津桜の名所も紹介されて桜も既に咲いていたが、写真撮れず。

次は裏高尾山縦走だよ。富士山ビュー再挑戦!



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