岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

カカアにゴシャかれるので家に帰りたくない

2018年09月15日 | 旅行
平成30年9月15日(当地は多分晴れかな?)

山形はにわか雨!

今日は皆さんがお勧めするねぎの匠(山形県 天童市)のところに行ってきましたが、14日の夜半に出発したんで途中、山形の尾花沢の道の駅で車中泊したんです。今回は山装備を積んでいかなっかったのでFITでもゆっくり体を伸ばして寝れたんで朝は気分爽快でした。



自宅からは約300kmほど距離なんですけど、この程度の距離はそんなには苦労ではないのでドライブ気分で行きました。
山形は何処へ行っても松尾芭蕉が祀られていて奥の細道のメッカなんでしょうね。



道の駅でトイレや洗顔していたら異様な光景が見えたんで早速、野次馬根性で見てきました。軽トラにキャンピングカーもどきを積載しているのがあります。ボートもけん引してあります。



オーナーに見学と写真を撮っていいかと聞いたら自由にどうぞという事なんで根掘り葉掘り聞いてみました。
千葉でイベントがあって行って帰ってきたところだそうです。イベント用にこのキャンピングカーは1週間でくみ上げたそうです。凄いね。



自宅には同じような設備が2台あるそうです。前のものを持っていったらよいんじゃないかと思ったのですが、作るのが好きだそうです。
今朝も高速で走っていたらドアがバタバタしたんで修繕していたとのことです。工具や修繕材料も積んであるんですね。本当に手際よく修繕していましたね。70歳位の爺さんで自分にそっくりなんですがTシャツが人生観を表していますね。



軽トラの後ろにはボートがけん引されています。このボートもご自分の手作りだそうで思い立ったら海や沼に浮かべて釣りをしたり、食料調達もするそうです。ボートのけん引の法的許可は得てるそうです。船にも車検みたいな検査があるそうで、船は材料費は1割でそれ以外が9割と言ってましたね。
ボデイはご自分の設計で特注ということです。エンジンもカスタマイズしていて充電なんかもできるということです。エンジンを2基搭載しているんで結構なパワーですね。
軽トラは見た目よりパワーがあってボートをけん引しても山道も登れるので特に問題ないそうです。農作業で1トンほどの荷物を載せても走りますからね。



オーナーはこの人です。物作りが大好きでほとんど自分で設計し作っているとのこと。
この家はジャッキで持ち上げて軽トラが移動すれば簡単に着脱できるそうですし、けん引のボートは専用のジャッキを作ってあって港の岸壁から船を下ろしたり、回収が簡単にできるそうです。キャリーにタイヤが付いているので漁港では簡単に海に下ろせるそうですが、漁港では100%下ろす許可が出ないそうです。なので波けし岸壁から海に下ろすそうです。想像がつかないね。如何するんだろう?
あと、トローリングは各県の許可制らしく、青森、秋田県はトローリングは許可されていないそうです。



色々と話を聞いていたら、二人ほど人が寄ってきました。なんか木の専門的な話をしていて構造体は赤松でぼデイは軽量の杉を使ってるというような話をしていました。
赤松は強度が高いが重いので、構造だけに使い、壁なんかは軽い彬にしているということを二人の人と話していましたね。組み立てに鉄釘ではなくて、木の釘みたいなのを使っているし、木の目地に何か塗装材料なものを使ってこの建物は雨漏りもせず完璧らしい。
自分が木に詳しいですねと言ったらこの人たちは地元の木工家具職人で木や木の組み立てはプロなんだけど、ここまで素晴らしい建物は素人ではできないね。と言ってました。プロも驚く見識と技術を持っている爺さんでしたね。屋根はソーラーを乗っけているし、この狭い空間にも必要な機能はきちんとつけているなんて凄い爺でした。



この後どうするのか聞いてみたら、これから宮城県と山形県、岩手県の県境にある栗駒山に登ってキャンプするそうです。ボートに住所が書いてあったんで見たら、由利本荘市の人で1時間30分ほどで自宅なんですが自宅に戻らないでキャンプに行くそうです。
左側にいる人は共感してついてきた人で栃木ナンバーでしたね。「山」というTシャツを着ていたので山の話をしたら乗ってきたのでしばらく山の話をしていましたが、共感だけで付いてくるのは世の中、普通なんでしょうかね?



自宅に帰らないのかと聞いたら、カカア(奥さん)が怖いそうです。年金暮らしで趣味に金をかけ過ぎで帰ると小言の嵐と悪態の嵐で家での居場所が無いらしい。それでまた、旅に出るとか!秋田弁で怒るは「ごしゃく」と言います。


何か、他人事とは思えなくて!自分を見ているような!  ただ、この爺さん、羨ましいな!

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