岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

冬が舞い戻り

2024年03月03日 | 百姓

令和6年3月3日(雪と曇り)

今日はひな祭りらしいけど、一人暮らしの爺には関係ないね。久々に雪が降って真っ白の景色になりましたね。積雪は15cm程かな?お日様出ると直ぐに消えてしまうレベルなんだけど先月はほとんど雪はなかったが3月に入ったら雪が降って冬らしくはなりましたね。自分はニンニクと玉ねぎに追肥したいけど雪が降り積もらないと宜しく無いので、もう一寸,30cmくらいには積もってほしいけど都合よくは行かないですね。

という事で今日は百姓中心の作業でしたけど、何故か昨日、今日は超忙しい。

先ずは昨日の事だけど、当地の基盤整備に関することで当地の農地を他所の地域の人が借用して耕作している圃場が4ha程あって其の委託されている農家さんが今後も耕作できるかという問い合わせがあったらいいのだが、何故か、自分にその農家さんに説明してほしいと連絡があって意味が解らなかった。

当地の基盤整備に基づく法人化計画が具体的に決まっていない段階で個別の案件を整理して説明する何て出来っこないのだ。全く不思議なのだが、何か基盤整備事務局から当地の役員に何か意見があると何故か自分ところに直ぐ連絡が来て対処してほしいという。自分は年齢的にこの事業に参加できないので参加しないと言っていて、ただ、当地の農家さんを集約して法人化をするのは、自分の経験や知識を持って支援すると言ってあるけど、当地の農家や担い手は全く活動していなくてこれで農業法人を作れるのか全く不明です。一体どうするのでしょうかね?昨日は急遽、キーマンが集まって話し合いをしたんだけど、役員がビジョンも無く指導力も無くてがっかりでしたね。最後に、この事業に関して良く解らないとか言い出す始末で唖然としましたね。なんで役員をやっているんだろうか?如何すんのかね?法人化なんてできるの?どこまで関わって行けばよいのか解らなくなってきた?

さて、今日はネギの播種と野菜の播種をやりました。作業的には、昨年の作業に比べて1週間程遅れていますが、特に問題はありません。発芽も順調です。

苗床のトンネルは1本目は満杯になりました。今年はハウスに色々と肥料や資材を格納したんで凄く狭くなっています。取り敢えず、トンネルの長さは例年ほどではないのですが、今日2本目の準備をしました。今年のネギの栽培規模を減らす予定なので苗床は足りると思いますが、販売用の野菜苗を増やす予定なので一寸考え中です。

昨年の野菜苗の販売目標が50万円だったのですが、直売を含めると目標をクリアできているんですが、産直の売り上げだけ考えると44万円程だったので今年は一寸戦略を変える予定です。なので今年は直売所だけの売り上げを意味不明だと思うけど目標を高くして60万円にします。なので新たな戦略を立てました。

昨年は売筋のトマト、ナス、ピーマンなどが他の農家さんと差別化を図るために新しい品種を導入したんですが、他の農家さんが自分を真似て同じ品種で対抗してくるんで価格競争で負けるんですね。自分は強気の価格設定なのだが他の農家さんは売れれば良いという事で自分より低価格で対抗してくるんでどうにもなりません。其れでも自分の苗は人気があるのである程度は婆さん達より売れますけど、同じ品種ならせめて同じ価格にしてほしい!

新たな戦略はねぎ苗の販売を増やします。昨年、ねぎ苗は他の農家さんは2000円/トレイでしたが、自分は2200円/トレイにしたら飛ぶように売れて名指し注文まで来るようになったのです。何故なら、自分のねぎ苗は他の農家さんの苗に比べて見た目から立派ですからね。JAの職員からも良い苗だとのお墨付きです。

そして新たな戦略は葉物野菜の苗を売ることにしました。キャベツ、ブロッコリー、白菜などですね。単価は安いけど他の農家さんが余り販売していないので需要が多いかもしれないからです。

そして、トーモロコシの苗も種類を増やして販売します。昨年、想定以上に売れたんで品種を増やしました。

以上が今年の野菜苗の新販売戦略です。他の農家さんが自分の品種選定などを真似してくるなら、こっちは其の上をやってやることです。野菜苗を出荷してくるのはほとんど婆さん達で男は3名ほどですかね?こっちも意地だから婆さん達に負けてたまるか!

それにしても百姓は自分の戦略が嵌るか嵌らないか戦略を立てるのも結果が目に見えることもあって楽しいね。

呆けるのはもう一寸先かな?

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