岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

一体、何様のつもり!

2023年05月06日 | 百姓

令和5年5月6日(雨)

今日は夜半から一日中、雨が降っていて、それも強い雨が降っていて田んぼが水浸しです。一昨日までに田んぼの耕起が終って良かった。耕起が終っていない農家さん達はいったいどうするつもり何だか?ここは耕起していないのに水がたっぷり。耕起しないで代掻きに入る?

こっちは自分の田んぼですが、冠水していますが、耕起は終っているんで特に問題ない。それにしても雨の量が凄い。降り過ぎです。

田んぼの耕起が終っていないのはいつものT君、M君と大規模農業法人のみになっていますが、何時耕起するのかな?明日には本田ポンプを稼働させて用水路に水が走りますけどね。T君は毎年の事でトラクターが故障して修理中。冬のうちに稼働点検して於けば事前に修理できるのだがそれもしていなくて、作業開始の時点でエンジンを掛けようとしても動かない。エンジンポンプの故障です。そこで慌ててメーカーに修理を出すにしてもメーカーも忙しくなっているので修理日数が多くかかるんです。あと10日間もトラクターが来ない。レンタルでは28,000円/日らしい。周りの皆からは「1日、20,000円でトラクターを貸すよ」とい弄られていました。いつも農機具を中古農機具屋から購入してくるらしいが、ガラクタを買って来ては毎年、莫大な修理費の出費があるんで「頑張って新品を買えば良い」と助言するも月々の支払いのローンが10万円以上もあって、今は何処でもローンを組んでくれず、修理するのにも前金支払いらしい。どんだけ信用を落としているのやら!

次はM君ですが昨年、腰を手術して真面に歩けないのだがそれでも動けるし、家族、親戚がサポートしてくれるので農作業は徐々に進んではいるが、何せ、自分から進んで仕事をやるタイプではないし、仕事の優先順位が解っていないし、タップリ昼寝はするタイプのようでそれで4haの田んぼの運用は出来ないだろう。夕方、5時過ぎには早々に仕事を切り上げて晩酌に向かうらしい。此れが長男では家庭は回らない。なので田んぼの耕起も1割ほどしか進んでいない。昨日の神社の祭典でも参加していて、農作業が遅れているならお天気の良い内に幾らかでも耕起を進めると思うけど、飲食には参加してくるね。寡黙な彼であって宴会中は皆と話もせず、黙々と手酌で飲んで、喰って最後には酔っ払い過ぎてひっくり返ってるし!昭和の親父か?最後は怪我すると大変なので家族に連絡して迎いに来させて帰らしたけど、人生舐めてるよね。皆、今日の雨を予想して必死に田んぼの耕起をやっているのに普段、何しているんだろうか?

掲題の事は彼等ではない。彼らは自業自得です。

実は今日、豪雨に近い本降りの雨でしたが、幾らかでも苗を販売したくて、産直に野菜苗を運んで行ったらある婆さんから相談された。婆さん曰く、野菜苗を持って行くと他の婆さん達から「お前の苗の値段が安過ぎる。俺たちの苗が売れなくなる」と文句を言われたらしい。高い値段を付けて出店すると「そんな高い値段を付けてどういうつもりなんだ」と言われるらしい。「一体、何様のつもり?」凄く、憤りを感じる。ほぼ、村社会のいじめそのものですね。そして、今日、ナス苗を一株180円で出店して、「これでは高いでしょうか?」という。お婆さん(多分、75歳位かな?)に「お婆さん、苗の値段は自分で価値判断して決めるもので他人から言われるものではないよ。苗の価値はお客様が判断するので、この苗で高いと思えば買わないし、この苗で安いと思えば買うので買う買わないはお客様の判断だから自分の納得に行く値段で良いんですよ」と言ってあげた。自由主義経済社会ですから物の価格は自由に設定できるのです。それを他人から高いだの、安いだのと言ってくるのは価格統制そのもので違法性がありますからね。もし,JAが価格に対して高いだの安いだのと言ってくれば明らかな独禁法違反ですからJAの一番嫌う訴訟を起こしてやりますけどJAもそこは馬鹿じゃないので価格に関して一切ノウタッチです。当たり前ですよね。今は昭和じゃないし、平成を超えた令和の時代ですから世間の常識そのものなんだけど、婆ちゃんたちは明らかに昭和の世界で今も生きてますから世間知らずのゾンビですよね。自分に言ってくれば上記の事で論破してあげますけど、言ってきませんね。その状況は自分も理解していて直売所で仕切っている婆さんが数人いることは分かっているので自分はその婆さん達が居なくなってから野菜苗を出店しているのであまり会う事もないけどね。

第一、自分の野菜苗の価格はその婆さん達より価格設定が2割ほど高く設定しているし、それでもその婆さん達より良く売れているんで遇の音も出ないでしょう。知り合いの農家さん(男)も高すぎない?と思うような高価格設定しているんですが、それでも売れるんですよ。それはお客が期待している内容で販売しているからです。自分もトマト苗では耐病性の高い品種をセレクトしたり、家庭菜園でやってみたいなと思う品種をセレクトしているし、素人でも安心して栽培できる品種で苗を作っているんですよ。その知り合いは昨日、一日で23,000円の売り上げがあったという事です。それが戦略です。婆さん達は安い種を購入し、自家採種した種を使い、培土は畑の土を使ってコストを極端に抑えて価格も低くして薄利多売を目論んでいても結果は我々の方が成功している気がしますからね。JAも売り上げの15%が手数料ですから高いほうがJAに落ちるお金が多いので何も言いません。

という、昭和の婆さん達の世間知らずに憤りを感じた件でした。

今日は朝から土砂降りで外仕事は出来なくてハウス内で苗を弄っていて、特売所には苗の出荷もあったし価格ラベルの印刷や立札の作成依頼などで3回も行きました。その後、完売の野菜苗も出て来てハウス内の空きスペースも出てきたので若干、整理してみました。全体的に見渡すと、4月の初出荷から1週間ほどたったのですが、3割ほどの苗が捌けましたね。今月中に完売の目途が立つのかな?目標「売上高50万円達成できるか?」

今日はJAに当日の売り上げ情報をメールで知らせてくれるサービスに登録してみました。結構便利で朝8時(前日の売り上げ状況)12時(午前中の売り上げ状況)午後5時(午後の売り上げ状況)の連絡が入るので、売り上げの状況が解って追加出荷が必要かが判断で出来るので超便利でした。前からやっておけばよかったな!

という事で雨の一日でしたが、フルタイムで働いたので充実感、満載で晩酌に突入!未だ、酔ってないよ!

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