岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

今期最悪のコンバインのドハマり

2020年10月11日 | 百姓

令和2年10月11日(晴れ)

今日は奥地圃場の稲刈りです。本来なら上下合わせて25アールなので稲刈り的な作業は1日の行程なんですが、今年の稲刈りは2日かかりました。

要因は稲が倒伏している箇所(過去記事を参考にしてください)が多くて追い刈りしかなくて、通常の稲刈りの作業時間は通常の2培はかかりましたね。奥地圃場は本来は圃場がヌカルも事もなく、淡々と稲刈りが出来る圃場でしたが、倒伏は已む得ない。奥地上圃場の水口が4畳半程、水が浮いていましたが稲は手刈りして終了させました。

奥地下の圃場ですが本来ならヌカラマ無いし、良い圃場なんですが水口が周辺が排水が悪いので20畳ほどのところが圃場がトロトロで田植え状態です。自分としてはそこまでコンバインを入れ込むことは想定していなくて、近くまで行ったらバックしてくる予定だったでけど、圃場が硬い部分を見誤り、バックのタイミングを逃してしまってコンバインがバックできない。仕方なくコンバインに任せて進行したんですがコンバインの特性として柔らかいほうに進んでいく。結局深みに嵌ってしましましたね。今期、8回目のコンバインの嵌り。

今年はコンバインが嵌っても自力で脱出出来たんだけど、今回の嵌りは最悪で圃場が田植え時の柔らかい状況で硬い圃場が無いので何処へ向かえばよいのか?コンバインも傾いてしまって、がっぷり嵌ってしまってお腹も泥が嵌って身動きできません。頭は超パニックです。誰に引きあげてもらうか?レッカーを頼むか?しかし、一周目で圃場の奥に嵌っているので他所のコンバインを頼むにしても稲刈り必須なので無理です。もちろん、レッカーも対応できるスペースが有りません。自力脱出しかないか!頭がパニックでしたので画像はありません。

人間て腹を括ると何とかなるもんですね。梯子(2本)と板(2枚)を使用して先ずはコンバインを梯子に載せます。乗ったら1.5m程進んだら前に板を敷いて転回方向を決めます。その後、梯子を更に敷いて圃場の硬いところに誘導していきます。この繰り返しで脱出が出来ました。脱出に2時間かかりましたが、脱出できてよかった。レッカーは1度の出動で3万円かかりますからスキルは身を助けるね!梯子と板が埋もれてしまって引き上げたいいんですが泥に埋もれていて探して堀上あげないとね。

コンバインの嵌りが解消されたら稲刈りは順調です。奥地上は半端ない倒伏なんですが、バック刈りと時間をかけて稲刈り終了です。

奥地下圃場ですが抜かったところはどうにもなりませんが、その他は順調に稲刈りが出来ました。

今年は圃場の緩い箇所が多々出来てしまってこれは反省ですね。問題は各圃場とも排水がきちんと出来なかったことですね。通常の排水はしていたんですが、圃場の構造的に排水路が浅くて排水が良くできなかった所が原因と考察しているんで来年は対策を立てたいと思います。

コンバインの脱穀胴のベルトが2回外れたんだけど、何とか、補修しながらダマシダマシ使っていたんで切れることはありませんでしたので良かった。

それにしても奥地圃場の稲刈りは2日かかったけど綺麗に終了したんでgoodjobでした。

残りは桂清水下30アール圃場のみになりましたが、稲刈りが怖い。圃場の水が引かないので圃場を点検したら排水路の泥が高くて、自分の圃場に排水路から水が流れ込んでいました。慌てて水路を閉鎖したんですが、時既に遅しで圃場が乾かない。明日のお天気次第ですが怖い圃場ですが明日から入ります。

ボタンをクリックしてしていただけると凄く励みになります。 

↓↓百姓の場合はこちら

登山の場合はこちらをお願いします。

人気ブログランキングへ 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする