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岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

改正水道法に思う(今日は読み物)

2018年12月07日 | 生活
平成30年12月7日(曇り)【今日は画像はありません】

昨日の雪が結構積もっていて家周りは雪が積もっていて冬だなーと感じています。今日も朝から忙しい。
今日は今年最後のねぎの出荷をしました。此れで今年は終わりですね。7アール程畑に残りましたが、これは自分の事業普段戦略の失敗だったと諦めています。
周りの人たちが残ったねぎが勿体ないと言ってくるんですが、無視です。皆、ただでねぎが欲しいんのはわかるんだけど、自分的にはこれが自分の事業戦略の結果なので反省したりしてみているんですが、他人は自分と仲良し風にして残りのねぎを欲しがるんですが、彼らの心が判るだけに係わるなという自分の心が勝ります。普段、寄り付かないのにこの時期になると寄ってくるな!勝手に畑からねぎを採っていくなーーーー!
市が加工米等の栽培面積n対して助成金を出すと言う案内が来たので書類を提出してきました。3000円/10aらしいので3万円ほど出るんでしょうか?いただけるものはいただきます。

さて気分を変えて「改正水道法に思う」で自分の考えを掲載してみたいと思います。

公共事業の目的は何か?
国民、県民、市民、住民に対して、遍く均一で上等なサービスを提供すること。

民間企業の目的
利益(利潤)求めて行う経済活動及び事業を行う事。

では、今まで提供されていた公共事業による上水道が民間企業にとって代わられた場合、どうなるのか?
当然、民間企業は利益最優先なので採算性の取れない事業からは撤退します。また、利益を得るためには提供するサービスの質を低下しても利益を求めます。
自分は民間企業にいてある自治体にドップリ浸かっていて自治体の臨時職員みたいだと言われていましたので、自治体の制度や仕組み、考え方、やり方もわかるし、民間企業のやり方も当然わかるので自治体には重宝されていました。
そこで今回の水道法改正で公共事業の上水道が国民等には明らかに「遍く均一で上等なサービスを提供」はレベル低下すると考えます。
企業は採算の合わない地域へのサービスの提供を辞めるし、収益の上がらない地域への設備の更新等の事業投資はやりません。自分が運営を受注したとしても利益の出ないところへの投資はしないし、先に山口県であった島への水道管を船が破損させ水を提供出来ない事故なんかは損害賠償の金額が確定しないと修復の工事には着手しません。今回みたいな工事費よりも賠償金が少ない場合は、会社としては自治体で差額を保障してくれなければ工事に着手しませんね。第一、工事をやってあげたくても会社で取締役会で通らないし、稟議も通らない。公共事業ならば人道上とかで補正予算を付けてやりますが、企業の経済活動には関係ありませんからね。自分は会社員時代、命に係わる事業には手を出すなとさんざん言われてましたからね。でも、一寸やりましたけど、こちらに責任が来るような仕組みにはしませんでしたけどね。
その他に、企業は採算が取れなければさっさと撤退します。公共事業を民間に移譲する場合は指定管理者制度にしてプロポーザルで業者を選定するか、単純に入札で業者を決めるかだけなんですけど、先ずは業者は逃げるという前提に立っていなければなりません。国や県はその点は経験も豊富で問題なくやる場合が多いですけど、市町村の職員は経験も少ないし、世の中の事情も分からないような担当者が多くて質の悪いものを納入されたり、挙句は業者に逃げられている事例をたくさん見てきました。なので自治体は技術が高くて経済力もあり、逃げない地元の業者を選ぶんですね。とすると受注率が8割なんて会社が出てくるんですが、お互いウインウインの関係なのでこの構造は変わりません。第3セクターでもあると職員の天下り先でもあるので受注率は9割にもなる歪な構造になりますが誰も見て見ぬふりをします。これが日本の自治体と企業の構造です。
自分の経験から外資の企業は逃げ足が速いです。売り逃げは得意ですね。利益が出たらささとトンずらです。手離れが良いと言ってますからね。その後を引き継いだ業者がババを引くんで最悪です。
公共事業に民間企業、特に外資系企業が参入したらそこの自治体は甘い汁だけ吸われて、逃げられて後で泣きを見ることが想像できますね。最終的に泣くのは税金を無駄遣いされてサービスの低下やサービスを受けられなくなる国民なんですけど誰も声をあげませんね。

国会議員は現場も実態も知らないで「改正 水道法」なんて誰が発案して法案を通したんだろう。国会議員て本当に馬鹿だなーと思ってしまいます。
阿部首相が業界の誰からか入れ知恵されて強引に法案を通したんだろうけど、バカですね。
寄合でもいつも話が出る、元金田法務大臣、オリパラの桜庭大臣なんて法案の主旨も解らなくて何も答弁できない大臣?ていらなくない??


明日は山行きの準備します。今から、超ワクワクです。

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