おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

御園座の「かべす」

2024-06-12 23:17:58 | 食べたもの
 御園座の「かべす」です。大きな声では言えませんが、玉ちゃんのお舞台より「かべす」が楽しみで遠征したとか、しないとか…。

 
 髙島屋の中の赤福茶屋の赤福とお抹茶です。「赤福氷」っていうのが名物っぽかったけど、かき氷が苦手なので赤福にしました。ただ、この赤福は大阪の百貨店なら大体売ってて、ワタシも時々2個入りを買っておやつにしておりまして、特に名古屋に来てまでいただくことはないのかなぁとちと思いましたが。

 
 御園座の近くの「カラス」という喫茶店、こちらで餡子のトーストサンドイッチがあると聞いて行ったのですが、残念ながら定休日でした。

 
 
 
 その代わりに行った近くのパン屋さん「パンラブ」のサツマイモのトーストとコーヒーです。サツマイモペーストの中には角切りりんごが入ってました。土台のトーストはフレンチトーストみたいで、かなり甘々のトーストでした。餡子の“お口”になってたので、小倉餡トーストを食べたかったのですが、この日はたまたま小倉餡がなくて…。

 
 終演後は前回行った町中華の「江南」へ行ったら、この日は臨時休業でした。そういう巡りあわせの日だったようです。

 
 
 
 
 で、中華の“お口”になってたので、名古屋駅前のミッドランドスクエアにある「南翔饅頭店」に行きました。お得なセットメニューみたいなのがありましたが、そんなにお腹はすいてなかったので、ビール、小籠包、春巻きをいただきました。普通に美味しい中華でした。「南翔饅頭店」って六本木ヒルズが出来た時に、鳴り物入りでオープンしたお店です。大阪にもできましたが、とっくに閉店していて、「名古屋にはあるんやなぁ」って思っておりました。
 
 お土産です。すべて高島屋でgetです。名古屋駅に着いてすぐに高島屋に入り、1時間ぐらいでパパっと買いました。

 
 むらさきやの生菓子です。水羊羹が有名なお店なんですが、ちょっと大きめ、でも一人でも食べきれそうだったけれど、ずっと同じものを食べるのもツマラナイと思い、生菓子の詰め合わせにしました。上品な甘さで名古屋を代表するお店だけのことはありました。

 
 山田餅本舗の蒸しパンと雀おどり総本店のういろうです。蒸しパンは御園座のおやつにしようかと思いましたが、結構ずっしりと重量があったので、翌日の朝食にしました。

 
 会社のお土産です。青柳ういろうのカエルまんじゅうと坂角の金のえび天です。どちらも名古屋でしか買えないということで…。

 
 週替わりで来られていた岐阜のルポの焼き菓子とクッキーです。

 
 同じく週替わりの麻布十番のたぬき煎餅です。

 充実の「かべす」でございました。まだまだ買いたいものはあったのですが、お口は一つしかないので、これ以上は無理と断念しました。あ、そうそう、三越に浅草の満願堂の芋きんが来られてて、買いたかったけれど、日持ち24時間なのであきらめました。名古屋までは出張されるんですね。大阪にも来てほしいです。
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今年の上方歌舞伎会

2024-06-10 23:37:09 | 先々の予定
 上方歌舞伎のお弟子さんたちの研修発表会「上方歌舞伎会」の演目と出演者が発表になりました。

 我當さんと孝夫さんが監修、舞踊は山村友五郎さんと楳茂都扇性さん(愛之助さん)が指導、お芝居はがんじろはんとタカタロさん、上村吉弥さんの指導となっています。これを見て、「え、孝夫さん、監修って、最後の『指導者ご挨拶』には出はれへんの?1年に1回のお楽しみはどうなるん…」って一瞬焦りましたが、これまで我當さんはいつもお出ましだったので、それに倣えば、おそらく孝夫さんも出て来られるのではないかと、勝手に安心しております。

 かんじんの発表会のほうです。お芝居は「封印切」、梅川はわれらが吉太朗クンです。この前のトークショーでも「演りたいお役」として挙げていらっしゃいました。歌舞伎座の本公演でも十分に通用する梅川になると思っております。今回は成駒家の型だそうで、どこがどう違うのかちゃんと見るようにします。

 8月はこっそり贔屓の鷹之資さんとわれらが吉太朗クンのご活躍を見ることができそうで、俄然楽しみになってきました。
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坂東玉三郎特別公演「怪談 牡丹燈籠」

2024-06-09 22:59:40 | 観たもの
 御園座の玉ちゃんの特別公演「怪談牡丹燈籠」でございます。「スッゲー行きたい!」と思っていたわけでもないのですが(コラッ!)、チケット発売日に御園座にアクセスしたら一番お安いC席が取れたので、在来線乗り継ぎで行ってまいりました。

 これ、昨年、南座でもありました。相手役の伴蔵は引き続き愛之助さんです。玉ちゃんからお誘いがあったそうです(「吉田屋」も!)。玉ちゃんと愛之助さんって、同じ境遇、一般家庭から歌舞伎のお家に養子に入られていますからね。引き上げようとしてくださっているのでしょうか。そうそう、今回の御園座の出演者ですが、全員、歌舞伎のお家の生まれではありません。お江戸は「初舞台」「襲名披露」と華々しいお舞台で、それに対抗した? 玉ちゃん、そんな器の小さい人間ではないと思いますが。

 玉ちゃんのお峰さんは何度もお勤めで、こういうコメディエンヌ的なお役、お好きですよね。本当に、楽しそうにウキウキと演じていらっしゃいました。それだけで、贔屓としてはウレシイ、大変よろしゅうございました。ワタシが見たのは初日で、台詞がつっかえるような感じのところがあったのですが、それって初日のせい?と思いつつ、あまりにナチュラルなので、それも演出?最初からそういう台詞?って何となく納得しておりました。前半は結構動きがありますが、難なく軽やかに動いていらっしゃいました。

 愛之助さんは、まだ遠慮があるような気がして…。確かに夫婦なんですけど、孝玉コンビの夫婦を見てしまうと、「まだまだ…」って思ってしまうんですよね。っていうか、スミマセン、「なんで相手役が孝夫さんと違うん。孝夫さんで見たいやん」ってずっと思ってた失礼な客でした。

 玉朗さんのお露さんはとてもお綺麗、吉弥さんのお米はとても不気味、さらに凄みが増していました。新三郎は吉之丞さんでした。良いお顔の役者さんではありますが、いつも吉右衛門さんのお隣で無骨な武士のお役をなさっているイメージが強くて、お露さんが化けて出るほど恋焦がれた優男っていうイメージではないような、ちょっと違和感がありました。「阿古屋」の重忠はニンだと思います。

 笹屋の場面はお国が千壽さん、酌婦お竹が折之助さん、お梅がわれらが吉太朗クン、料理人三吉が愛治郎さんと上方歌舞伎の役者さんばかりで、ちょっと嬉しかったです。千壽さんのお国なら、前段の間男して云々の場面も出してほしかったなぁと思いました。そっちがつくと、因果応報、人間の欲深さがグルグル回って作品に奥行きが出るような気がします。確かシネマ歌舞伎はそうなってましたよね。

 最後は変更した演出でした。個人的には「累」みたいな最初の終わり方のほうが好きかも、って思いました。「怪談」って感じで。

 7月の小朝さんとのお舞台は「牡丹燈籠」もあるんですよね。お二人でなさる「牡丹燈籠」、どういう演出になるんでしょうか。落語芝居って銘打っていますが、NHKの「落語ザムービー」みたいな?玉ちゃんが口パクで演技なさる?妄想が膨らみます。

 
 
 良いお天気でした。からくり時計は残念ながらタイミングが合いませんでした。

 
 C席は2階最後列のお席です。御園座って、あまり段差がなくて、結構前の人の頭がかぶりました。南座は一段が高くて上るのが大変ですが、前の人が被ることなないので、「阿古屋」は大丈夫だと思います。
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尾上右近自主公演 第八回研の會

2024-06-08 23:39:29 | 先々の予定
 尾上右近さんの自主公演「第八回研の會」です。右近さんの自主公演は結構攻めてきます。今年は「摂州合邦辻」と「連獅子」です。玉手御前はどなたにお習いになるんでしょうか。十何年か前に菊ちゃんが初役でお勤めになった時は、玉ちゃんに習っていらっしゃいました。でも、玉ちゃんが玉手御前をなさったというのはその時の番附の上演記録にはなく、国立とか単発の公演があったんでしょうか。いまだに不思議なんですが。右近さんと玉ちゃんってあまり結びつかないので、菊ちゃんか、あるいは亀ちゃんか。気になります。亀ちゃんの玉手御前、見たかった…。きっと濃ゆい情念のこもった玉手だったんでしょうね。

 「連獅子」は眞秀クンの仔獅子です。「連獅子」って実の親子で演ることが多く、眞秀クンは「連獅子、嫌い!」ってちょっと拗ねてたことがあったので(ソースは寺島しのぶさんのブログ)、右近さんが誘ってあげたのでしょうか。

 今年は大阪でも開催があります。何年か前に京都の春秋座であって、それは見に行きました。演目的には見たいけれど、チケット代は13000円だそうで、もひとつ、右近さんが苦手っていうのもあって、ちと考えます。9月は秀山祭があるし、春秋座で團子ちゃんの「春興鏡獅子」もあるし、何かと物入りなんですよね。
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今年の「晴の会」

2024-06-03 00:54:04 | 先々の予定



 松嶋屋のお弟子さん千次郎さん、千壽さん、松十郎さんが中心となってできた「晴の会」の配役が発表されました。「伊賀越道中双六」を「沼津の段」を中心に通し上演されます。「沼津」では千次郎さん・・平作、千壽さん・・お米、松十郎さん・・十兵衛とそれぞれのお師匠さんがなさっていたお役を演じられます。これは楽しみです。

 後半の唐木政右衛門を千次郎さん、その妻お谷をりき彌さんですが、これは吉右衛門さんと雀右衛門さんで見ているので、ハードル高そうです。ガンバレ!です。

 孝夫さんがご指導に入られます。登場人物も多いのでお大変ではないかと、暑い時期でもあるのでちと心配です。でもね、指導されているうちに「『岡崎』演りたい!」って思って下さらないでしょうかね? 吉右衛門さんがとても良かったので、“歌舞伎界お芝居上手いツートップ”の孝夫さんでもぜひ拝見したいものです。
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今年の八月納涼歌舞伎

2024-06-02 23:24:44 | 先々の予定
 昨日、歌舞伎座の萬屋さんの襲名披露興行、賑々しく初日を迎えられました。孝夫さんが新・時蔵さんの襲名披露狂言「妹背山婦女庭訓」に豆腐買いおむらのお役でご出演ですが、その中で女形の扮装のまま“劇中口上”をなさっています。夜の部は菊五郎さんだそうで、豪華な襲名披露です。お三輪ちゃんのいじめの官女は小川家大集合で、目がいくつあっても足りなさそうです。今から上京が楽しみです。

 で、8月の納涼歌舞伎の演目と配役も発表になりました。第3部は京極夏彦さんの新作書き下ろしというのは既出でしたが、あと第1部と第2部もわかりました。Twitterでは勘九郎さんの「髪結新三」の初役が話題になっています。中村屋さんはもひとつ馴染みがなくて、「ふーん」って感じなんですが、見んとあかん案件なんでしょうね。8月はこっそり贔屓の鷹之資さんの会で上京予定ですが、3部全部を見るように順列組み合わせを考えないといけません。
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帰ります。

2024-06-01 18:25:13 | お出かけ
名古屋から帰ります。在来線なのでお弁当もビールも無しです。

御園座はあっという間に終わりました。確か昨年の南座は後ろに舞踊がついたかと思いますが、今回はお芝居の「牡丹燈籠」のみでした。だから初日とは言えカーテンコールはなく、あっさり客電がつきました。ま、ワタシの主たる目的は美味しいものを買うことだったので、その目的は達せられたかと。
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尾張名古屋へGO!

2024-06-01 10:28:48 | お出かけ
名古屋へ向かっております。例によって、在来線の新快速乗り継ぎです。↑写真は、一応、伊吹山の方向に向かってポチッとしたつもりなんですが、どうでしょう?。

まずは名古屋駅の高島屋からです。デパ地下が結構充実しているので、最近の名古屋のお楽しみです。その後は栄の三越へも行きたいと思っています。御園座は玉ちゃんもですが、われらが吉太朗クンや千壽さんも良いお役でご出演と聞き、そちらも楽しみにしています。愛之助さんが「これからはお弟子さんたちも活躍できる場を作れたら…」とおっしゃってたので、これもその一環?でしょうか。愛之助さんもガンバレ!
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今月のお芝居

2024-06-01 01:00:55 | 今月のお芝居
 6月になりました。まだ梅雨入りはしてませんが、何だか雨の日が多いように思います。今月は先月とは打って変わって毎週末予定が入っています。

 1日(土)
 「怪談牡丹燈籠」@御園座
 玉ちゃんご出演とは言え、相手役が愛之助さんだったのでどうしようかなと思っていたのですが、いちばんお安いC席が取れたので見に行くことにしました。それと、名古屋のお菓子の買い出し?も目的になっています。高島屋の畑さんのTwitterを見ながらリストアップしてあります。

 8日(土)
 「スーパー歌舞伎ヤマトタケル」@松竹座
 團子ちゃんのヤマトタケルは初めてです。新橋も御園座も非常に評判が良く期待しております。

 14日(金)~16日(日)
 「六月大歌舞伎」@歌舞伎座
 お江戸遠征です。今月は定額制を取ったので、まだどの日に何をみるのか決めていません。梅枝さん(新・時蔵さん)のインタビュー記事が素晴らしくて、お三輪ちゃんがもっと楽しみになりました。あ、早稲田大学の演劇博物館の越路吹雪さんの衣装展にも行かないといけません。

 22日(土)
 「坂東玉三郎特別公演」@南座
 久しぶりの「阿古屋」です。千次郎さんが“解説”をされます。南座が14時からなので、午前中は京都国立近代美術館の「倉俣史朗のデザイン」展に行こうと思っています。「ミス・ブランチ」をぜひ見たいと思っています。

 29日(土)
 「文楽 in Hyogo平家女護島鬼界が島の段」@兵庫芸文センター
 豊竹若太夫さんの襲名披露公演なんですが、ワタシは第1部の早稲田の児玉先生と河内厚郎さんのトークを聞きたくてポチッとしました。2階席なので、文楽の舟底が見える可能性があるそうですが、ある意味“レア”なので、それも楽しみにしています。

 《今月の前売り》
 4日(火)「第9回翔之會」@国立能楽堂
 6日(木)「七月大歌舞伎」@松竹座
 7日(金)九雀の噺@天満天神繁盛亭
 11日(火)「七月大歌舞伎」@歌舞伎座
 11日(火)「春秋会」@春秋座
 今月は前売りも忙しいです。
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