<日本を歩く> 2024.5埼玉 プラザノースで細川千尋ピアノリサイタルを聴く
さいたま市プラザノースで、恒例の企画である「ウィークデーの午後のひととき、ちょっとしたお出かけ気分でクラシックやジャズを楽しむ、ノース・リラクシング・コンサート」が開かれた。今回は「細川千尋 ピアノリサイタル」である。
細川千尋は富山県出身で、2013年にスイス・モントルー・ジャズ・フェスティバル・ソロ・ピアノ・コンペティションで日本女性発のファイナリストになったそうだ。音楽に疎いので分からないが、そのフェスティバルはよほどの難関なのであろう、その後、日本を始めスイス、イタリア、ベルギーなどでリサイタルを開催し大好評を得ているようだ。
話を交えながら
ジョナサン・ラーソン作曲「レント」より「シーズンズ・オブ・ラブ」
細川千尋作曲「パガニーニの主題によるジャズ変奏曲」
アンドリュー・ロイド・ウェーバー作曲「オペラ座の怪人」より「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」
細川千尋作曲「Sprit of Blaze」
細川千尋作曲「Espoir」
細川千尋作曲「再生 REBORN」
細川千尋作曲「Thanks!」
を熱演してくれ、45分間、細川ジャズに包まれた。
ともすると毎日が同じようなリズムの繰り返しになりがちである。45分と短いが、ジャズ演奏の刺激を受けた。
私が20代に馴染んだジャズとは異なるが、細川氏は音楽が突然閃くそうで、リサイタル直前に閃いた音楽を作曲して演奏することもあるそうだ。熱演の姿からもジャズへの熱い思いが伝わってきた。 (2024.6)