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ポトフー

2016-08-17 15:16:54 | グルメ
レパートリーの少ない(手抜き)主婦の食卓によくのるのが、私が勝手に「西洋おでん」と呼んでいる「ポトフー」です。

出来上がりは以下のようになります。
といってもこれは料理本の表紙の写真です。
我が家の料理の写真は何故か消去してしまいました


でも実際に作ったという「証拠写真」は以下の香辛料の丁子を刺したタマネギの写真です。


日本のクッキング・ブックにも我が家に伝わる1900年発行のドイツの古い料理本(何でも夫の御祖母様がお嫁入りする時にお持ちになったものらしいです)にも準備する材料の欄に「タマネギにはくぎ形の香辛料丁子をさす」と書いてあります。




「丁子」はドイツ語ではNelkenです。


以前、丁子がきれてしまって使えなかった時があったのですが、あまり味にかわりはなかったような気がします。
ですから多分、使わなくても良いのだとは思うのですが律儀(?)に使っています。
「ポトフー」以外では冬に暖かい赤ワインの「グリューワイン」を作る時に使うぐらいなので、香辛料ひと瓶で数年は持つと思います。

ポトフーを我が家ではホースラディッシュとマスタードでいただきます。


ちなみに「ポトフー」とはフランス語で「ポ」(材料を入れた壺)を朝、「フ」(かまど)にのせて仕事に出れば、帰るまでには
料理ができあがっていたというところからきたとかお料理の本には書いてありました。

ですから「おもてなし料理」ではなくてまさにイタリアのピザのような「庶民の料理」なのでしょう。
お肉も手頃な安い牛肉を使うので2時間から2時間半は煮込まないとやわらかくなりません。

ドイツでは「ターフェルシュピッツ」と呼ばれています。
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