夫の退職後、朝食は二人のうち朝早く目覚めて「お腹がすいた方」が作るという暗黙のルールがあります。
それで毎日のように夫が朝食係になっています。
朝食といってもそんなに大したものが食卓に並ぶわけではないので準備も簡単です。
でも夫は何故かトーストをよく「焦がして」しまうのです。
トースターの調整ねじがちょっとゆるんでいるのだと思うのですが、今日も「焦げトースト」を作った(?)とみえて
キッチンのシンクに焦げた部分をナイフで削った残骸がありました。
以前もトーストが「真っ黒」になったことがありました。 2年前のことです。
その頃は糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」の「今日のダンナ」に投稿し、以下のように掲載されました。
『主人は化学者です。先日の朝、トースターの調整を間違えて真っ黒なトーストができました。
自分のミスを棚にあげて、「見なさい。純粋な炭素が出来上がった」
(より純粋な炭素の「ダイヤ」も作ってほしい妻)』
今日もかなり焦げたトーストを見て「あらっ、またダイヤを作ろうとしたの?」
(私も随分イヤミな同居人ですネ)
でもこんなことで負ける(?)夫ではありません。すぐに「ダイヤ製造のためには圧力が足りないヨ」との返答でした。
自分の非を認めようとしない、あるいは自分が一番と思う傾向があります。
先日も私が「60肩」のためうっかり「お醤油差し」を落として割ってしまったことがあります。
以前、金沢のお寿司屋さんで使われていたのが気に入って赤と青の2色を購入した青色の方を割ってしまい、
現在はこの赤の方を使用しています。
私の「粗忽さ」をいつまでもブツブツ言うものだから、「あなただってうっかり間違ったりすることあるでしょう?」
と言ったら、相手は「ボクは間違いません」(アナタはナポレオンか!)
今、お友達が録画してくれた「ドクターX,外科医・大門未知子」を視聴しているのですが、
「私、失敗しないので」というあのセリフを思ってしまいました。
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