久しぶりに(3年ぶり?)オペラ鑑賞に行ってきました。










2年前にもモーツァルトの「魔笛」のチケットを購入したのですが、
コロナが心配で結局キャンセルしました。
今回はベンジャミン・ブリテンの「ピーター・グライムズ」という作品で初めて観ます。

数年前にやはりケルン・オペラで上演した時は結構人気があったそうですが、
今回は何故か観客数が少なく、席に余裕がある時は10€のチケットが楽団員は入手できるということで、
合唱団で唄っている友人からお誘いを受けました。

イングランド東部の漁村が舞台で哀しいストーリーですがなかなか悪くなかったです。
幕間にはロビーに置かれている昨年上演された「トロイヤの人々」で使われた巨大なマスクを見たり、
倉庫のような楽屋で友人にお目にかかったりしてオペラの幕間の雰囲気を楽しみました。



マスクといえば、今回の舞台演出家は大変な日本贔屓で稽古中に「能のすり足のように歩いて」と要求したり、
本人は地下足袋を履いているのだそうで、そのためか舞台には能面のようなマスクが登場します。

第三幕では彼自身が指揮をしました。
流石に地下足袋は履いていらっしゃいませんでした(^。^)。

舞台写真はケルン・オペラのホームページからお借りしました。



久しぶりのオペラはとても良かったですが、
でも次はもう少し陽気なストーリーの作品にしようと思います。
今月と来月上演予定の「愛の妙薬」とか「メリーウィドウ」とかを考えています。
でも夜間はかなり寒くなってきたのでちょっと挫けてしまうかもしれません(^。^)。
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