先週の木曜日に「女たちのカーニバル」で始まったラインラント地方(ケルンやデュッセルドルフ、マインツなど)のカーニバルは一昨日の「バラの月曜日」でクライマックスを迎え昨日まで続きました。












今日の「灰の水曜日」から復活祭までの期間はイエスがキリスト教の宣教を始める前に40日間荒野で断食を行ったという故事に基づき節制の時とされています。
今年のケルンのカーニバルは1823年にお祭り騒ぎが初めて行われてから200年の記念の年ということで、コロナの制限もなく、特に盛大に祝われました。
まず先週木曜日の「女たちのカーニバル」では女性は何をしても無礼講ということで、会社では男性社員がネクタイをハサミで切られたり、巡回中のお巡りさんに抱きついてキスをしたりします。
夜は「ガールズ・イベント」で仮装した女性だけの催しがあります。
男性はエンタテイナーだけでかなり緊張していました。



日曜日には学校と小さなグループだけが手作りの山車でパレードします。
このパレードで一位になると翌日のクライマックスのパレードに参加できるので皆んな一生懸命です。
以前このパレードを見に行ったことがありますが、私はこじんまりしたこちらの方が好きです。

200年の記念のパレードということで、初めてライン河を渡りました。
これまでパレードや山車は大聖堂側だけを練り歩きました。

カーニバルの山車は政治色が強くて、今年も中国の習近平やロシアのプーチンの張子が登場しました。


今年はウクライナからの避難民も招待されパレードに参加しました。

おお浮かれの大人たちの中で比較的冷静な(?)子供達が可愛かったです。



