今日12月6日はサンタクロースの日です。






25 年以上前に出版された絵本ですが、毎年12月になると眺めたくなる本です。


サンタクロースのモデルは西暦4世紀に小アジアのミラに住んでいた司教ニコラウスだと言われています。
貧しい人々にお金を与えたりした慈悲深いニコラウスはのちに聖人となります。
12月6日は聖ニコラウスの命日です。
ドイツの子どもたちは12月6日には靴下や長靴の中にチョコレートなどのお菓子、
そしてクリスマスイブにはクリスマスツリーの下に子どもたちが望むプレゼントを見つけます。
我が家のミニツリーにも色々なサンタさんがぶら下がっています。





ところでサンタさんは笑う時HoHoHo(ふぉっ、ほっ、ほっ)と独特な笑い声を発するという説があります。
我が家にある絵本『12月の王様』もこんな笑い声を出します。

25 年以上前に出版された絵本ですが、毎年12月になると眺めたくなる本です。
邦訳もあります。
日本語の方は訳者に頂きました。


12月の王様の国では生まれた時が一番大きくて夢も一番多く持っています。
年齢と共に縮んでいき、周りのみんなから見えなくなるくらい小さくなってしまった時、この世から消えてしまいます。
本に登場する王様も小さくて、コーヒーカップに背が届かない位ですが、萎縮などせず、威風堂々としてとても威張っています。
こんな風に年を重ねたいと本を開くたびにいつも思います。