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時事ひとりごと − 51 ( 独連邦大統領選挙 )

2022-02-17 17:11:00 | 時事ひとりごと
4日前のことですが、この間の日曜日、ドイツでは連邦大統領選挙が行われました。
既に連立与党と最大野党の支持を得ているのでシュタインマイヤー現大統領の再選は確実でしたが、
結果がわかっているとはいえ、選挙中継を視聴しました。
コロナ蔓延中でソーシャルディスタンスのため、選挙は連邦議会の本会議場ではなく、
隣のパウル・ローべ館の細長い入り口ホールが使用されました。
パウル・ローべ館には連邦議会の各委員会室や種々の会議室、議員食堂などがあります。
重厚な国会議事堂の隣のモダンな建物です。



選挙会場となった入り口の細長いホールです。



選挙当日の様子です。



司会は連邦議会議長で、選挙後の結果発表時に有効投票数1425票と読み上げています。



予想通りシュタインマイヤー大統領が再選されましたが、結果を聞くまでは奥様共々やはり緊張の面持ちです。



投票を数える間の休憩時間の主役はメルケル前首相でした。
与野党の議員から記念写真を依頼されていました。





再選され、就任演説に向かうシュタインマイヤー大統領です。




演説の中では特に以下の言葉が印象に残りました。
「連邦大統領として私は中立の立場だが、民主主義が脅かされる場合には中立にはならない。
プーティン大統領、ウクライナへの首枷を外して下さい」
1987年レーガン元米国大統領がベルリン訪問時、ブランデンブルク門とベルリンの壁を背景に
「ゴルバチョフさん、この壁を壊しなさい」と語った時のことを思い出しました。

冷戦は終了し、ベルリンの壁は無くなりましたが、世界はまたきな臭くなってきました。











コメント (2)
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