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ドイツの児童番組放送開始50周年

2021-03-07 18:13:00 | 日記
ドイツの児童番組『Die Sendung mit der Maus(マウスのばんぐみ)』が1971年3月7日に
放送を開始してから今日で丁度50年になります。
連邦大統領からもお祝いがありました。


 



オープニングとエンディングにネズミのマウス、小さな象のエレファント、アヒルのエンテが登場するアニメが流れます。



本編では日常の疑問(おもに自然・ものづくり)を子供たちにもわかるように解説されています。
例えば朝食に登場する牛乳や卵、パンはどのようにできるのかということから始まり、
なかなか答えるのが難しい疑問もあります。
「どうして空は青いの?」とか「頭が痛いときに飲む薬はどうして痛い所がわかるの?」など、
どういう説明がされたのか私も聞きたいぐらいです。
(これまで子供たちから寄せられた質問のいくつかが新聞に掲載されていました)。

2018年、マウスとエレファントのマスコットはドイツ人宇宙飛行士アレクサンダー・ゲルストさんと共に
ISS(国際宇宙ステーション)にも滞在しました。



マスコットにソックスを履かせてゴムで止めておかないと、無重力状態のISS内では浮遊してしまうのだそうです。

窓から地球も観測したようです。




この番組では始めにその日のテーマとプログラムが紹介されるのですが、
1973年からはドイツ語の紹介の後に、外国語で番組紹介が繰り返されます。
最初の外国語はイタリア語だったそうです。
20年ほど前、私も日本語で番組紹介をして声の出演をしました。
日本語で話した後はドイツ語で“Das war Japanisch“(今のは日本語だったのよ)と種明かしをしました。

今日は外国語で番組紹介の後、“Das war Klingonisch „(今のはクリンゴン語だったんだよ)ということで、
一体どこの言語かしらと思ったら、
『スタートレック』に登場する異星人クリンゴン人の言語なのだそうです。
アメリカの言語学者がかなり完成度の高い人工言語に発展させたのだそうです。

今日の記念番組のテーマは「未来」なので、このような人工言語を登場させたのでしょう。

色々なロボットも登場していました。
もちろんペッパー君も出演していました!






コロナ禍で蟄居生活が続いていますが、
日々小さな発見や学びがあります。










コメント (2)
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